リバースケアでふわふわさらさらツヤツヤヘアを手に入れよう!
みなさん、お風呂に入って髪を洗うとき、シャンプーを出したつもりが間違えてトリートメントを先に出しちゃった…!なんて経験ありませんか?
間違えて出しちゃったそのトリートメント、どうしますか?
普通は間違えちゃったと思ってそのまま流してしまうのではないでしょうか。もったいないとは思いますが、まだ髪洗ってないし…と思うとしょうがないという気持ちにもなりますよね。
ですが!やっぱりもったいないものはもったいない!その間違えて出しちゃったトリートメント、そのまま使ってみませんか?
通常、髪を洗うときの順番と言えば、
髪を濡らす→シャンプー→トリートメント(リンス)
という順番が一般的かと思います。
ですが、トリートメント→シャンプーという順番で行うヘアケア法があるんです!今回はいつものアイテムの使う順番を変えるだけで簡単に柔らかくてツヤツヤの髪の毛に仕上げることができるヘアケア法「リバースケア」をご紹介します。
リバースケアって?
通常シャンプー→トリートメントの順で行う洗髪を、トリートメント→シャンプーの順で行うヘアケア法です。
先にトリートメントを行い髪に油分を与えることで、シャンプーの際の摩擦を防ぎ、髪を傷めにくくする効果があります。また、整髪料などの成分を浮き立たせる効果もあり、汚れを落としやすくもなります。
髪のパサつきが気になる、髪が細くて絡みやすいなどの悩みがある方におすすめのヘアケア法です。
リバースケアのやり方
基本的にはいつもの洗髪をトリートメント→シャンプーの順に変えるだけ!これだけでも十分に効果は感じられますが、正しい方法で丁寧に行えばもっと効果を感じられること間違いなし!
1.ブラッシング
まずは絡みを解き、付着した汚れを取り除くためにブラッシングをします。通常のブラシでも問題はありませんが、豚毛や馬毛などの目の細かいブラシを使うことで、より絡まりや汚れを取りやすくなるのでおすすめです。
2.オイルをつける
丁寧にブラッシングをしたら、乾いた髪にオイルを揉み込んでいきます。傷みやすい毛先やゴワつきの気になる部分に重点的につけ、そのままタオルを巻いて10分~20分ほど髪にオイルが浸透するまで置いておきます。
オイルはヘアケアに使えるものならなんでもOKですが、おすすめは椿油。髪になじみやすく、潤いとツヤを与える効果があります。また、なるべくノンシリコンのものを選ぶようにすると良いでしょう。
3.トリートメントをつける
オイルが髪に浸透したら、そのまま洗い流さずにトリートメントをつけます。オイルが付いたままシャンプーをしてしまうと、油分が落としきれず、ベタつきが残ってしまう可能性があります。それを防ぐために、トリートメントとオイルをなじませ、指通りをよくしておきます。
時間がないとき、ちょっとここまでのことをするのは面倒…という時は、オイルをつけずに髪を素洗いしてからトリートメントをもみ込みましょう。それだけでも摩擦が起こりにくくなり、リバースケアの効果を感じられやすくなると思います。
4.オイル・トリートメントを洗い流す
完全に洗い流そうとするのではなく、少しヌルつきが残る程度にシャワーで軽く洗い流します。ゴシゴシと洗わず、ぬるめのお湯で指を通しながら流していきます。
5.シャンプーをする
シャンプーはしっかりと泡立ててから。指の腹を使ってまんべんなく頭皮をマッサージするように優しく洗っていきます。流す時は流し残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。
6.トリートメントをする
シャンプーをしたらそのままトリートメントをつけます。トリートメントは③で使ったもの、普段使っているもので問題ありません。この時、トリートメントをつけてすぐに洗い流すのでも問題ありませんが、蒸しタオルで髪を包んで3~5分ほど置いてから流すことで、成分が髪により浸透して、さらに効果が期待できます。
ここまでがリバースケアの手順です。きちんと丁寧にやろうとすると少し面倒に思うかもしれませんが、目的は「先に油分を付けることで、シャンプー時の摩擦を防ぐ」ことです。なので、ここまで丁寧にやるのはちょっとめんどくさい!という人は、普段のシャンプーとトリートメントの順番を変えるだけでも、今までとは違う効果が期待できると思います。
リバースケアの頻度
ではこのリバースケア、どのくらいの頻度で行えば良いのでしょうか。
リバースケアは、基本的には週1くらいが良いと言われています。スペシャルケアと同じ要領で、やりすぎはあまり良くなく、髪の状態が気になるときなどときどきやることをおすすめします。
また、オイルを使わないリバースケア……ただシャンプーとトリートメントの順番を入れ替えただけのやり方なら、毎日行うのも問題ありません。
ただし、これらの頻度はあくまで目安です。実際はその人の髪質や状態によって行うべき頻度も変わってきます。
頻度によってはトリートメント等を使う量も増え、それだけお財布への負担も大きくなってきます。
自分の髪質やお財布事情と相談しながら、適切な頻度で行うようにしましょう。