【邦画】淡々と進む『心に沁みる』映画
邦画は心の描写が丁寧
ハリウッドや洋画は、スケールも大きく迫力も満点です。
それに比べると邦画は、日本人らしく控えめな表現が多い気がします。
しかしだからこそ、人の心理描写や身体言語などが繊細に描かれていています。
日本人が作った作品ですので、日本人の心にぐっとくる作品を生み出せるのでしょう。
そんな邦画の中で、淡々と進むのに心に沁みる作品をご紹介していきます。
疲れた心を、きっと掬いあげてくれるでしょう。
かもめ食堂
日本人女性がフィンランドのヘルシンキに「かもめ食堂を」オープンさせ、そこに訪れる人々との交流を描いた物語。
人には人の事情があって、それで良いんだと思わせてくれる映画です。
横道世之介
1987年に状況をした青年「横道世之介」が、色んな人に巻き込まれて行く青春を映し出した作品。
とにかく愛おしくて、そして心が前向きになります。
博士の愛した数式
記憶が80分しか持たない博士と、そこに派遣された家政婦杏子、そしてその息子ルートとの交流を描いたこの作品。
数学という、一見冷たさを感じるものに温かみを感じさせてくれる映画です。
深呼吸の必要
深呼吸が必要な若者が、沖縄のサトウキビ畑でサトウキビを収穫するアルバイトとして集まり、そこに生きる物語です。
沖縄の景色、そして人の優しさにただただ癒される映画と言えます。
滝を見にいく
素人の方もキャスティングされ、40歳以上のおばちゃんたちの仲が良くなっていくのに、おもわずほっこりさせられる作品です。
観終わった後、気持ちが2倍も3倍も明るくなるでしょう。
百万円と苦虫女
100万円貯まったら街を出て、次の街に行ってまた100万円を貯めるということを繰り返す女の子が主役です。
人間の弱い部分を慎重に描いた作品で、弱さが愛おしく思えさせてくれる映画です。
しあわせのパン
北海道の月浦でカフェを営む夫婦がつくるパンとコーヒーを求めて、そして2人に会うために、多くのお客さんがこのカフェを訪れます。
ぜひ美味しいパンとコーヒーを飲みながら観てみてください。
ソラニン
会社に不満があり未来に希望を持てない芽衣子と、その恋人で夢を諦めきれない種田の物語。
生きるということの難しさと、夢と現実とのギャップ、それでも進む強さを教えてくれる作品です。
邦画で心のデトックスをしよう
以上心に沁みる邦画をご紹介しました。
淡々と進むのに感情を静かに揺さぶられると、心の中に溜まった嫌なものが剥がれ落ちる感覚がします。
気になるものがありましたらぜひとも観ていただき、心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか。