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カルチャー

観劇マナーって知ってる?初めての舞台観劇でも恥をかかない方法

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みなさん、舞台観劇の経験はありますか?
生の役者の芝居を間近に見ることができ、テレビドラマや映画などでは味わえない臨場感あふれるお芝居が魅力で、最近は若い女性にも人気の趣味となっています。

舞台は映画やドラマのように、既に完成されたものを観るのではなく、その場で作り上げてその場で完成されていき、役者の演技や裏方の演出などはもちろん、客側の観劇態度によっても作品の出来が異なってきます。

見終わった時に「マナーの悪い客のせいで楽しめなかった」なんて言われないように、はじめての観劇の前にはマナーを調べるようにしましょう。

今回は最低限これだけは守ってほしい!というマナーをご紹介します。

録音・録画・撮影禁止

当然ですが、どんな機材であれ、録音・録画・撮影等は全て禁止です。これはマナー以前に法律の問題です。
最近は千穐楽公演がライブビューイングや動画配信サイトなどで中継されることも増え、その映像がDVDとして発売されることも多くなりました。
もし自分が千穐楽以外の公演を見て、また見たいと思ったらチケットを増やしたり、配信で見るようにしましょう。公演期間が終わってからまた見たいと思ったときは、DVDを購入して見るようにしましょう。

携帯の電源を切る

映画館などでも散々周知されるマナーですね。
意外と多いのが「公演中に使わないからマナーモードでいいよね」という人。よくないです。仮に使わない、メールや電話が上演中に来ないとしても、必ず電源を切りましょう

マナーモードではダメと言われる理由は二つあります。

音や光が公演の妨げになる可能性があるから

公演中は劇場内の照明は全て落とされ、真っ暗で静かな空間となります。その空間で役者も観客もお芝居に集中して、役者の足音や衣擦れ、息遣いまでも聞こえてくるような場所で音が鳴ったり、光ったりしたら、役者も観客もそこで集中力が途切れてしまいます。バイブ音やちょっと時間を確認するくらい…でもダメです。真っ暗で静かな劇場内では、小さなバイブ音やほんのちょっとの光もかなり目立ってしまいます
それまでお芝居に集中していたのに、その音や光のせいで一瞬でも邪魔されてしまうのは、とても不快なことです。そしてその原因を作ったのが自分ともなれば、とても恐ろしいと思いませんか?
舞台上の役者のためにも、ほかの観客のためにも、そして自分のためにもマナーモードだから、バイブ音くらいは、と思わずに必ず電源を切るようにしましょう。

機材と電波の関係から

劇場内の機材では、マイクなど電波を使って作動しているものもあります。携帯の電源が入っていると、起動していなくてもバックグラウンドで通信を行っていることがあり、その時の電波がマイクなどの動作を阻害してしまう可能性があります
それにより、マイクの音声に雑音が入ってしまったり、マイクを通してもきちんと声が通らなかったりします。せっかくのお芝居も音声がしっかり聞こえなかったら残念ですよね。そうならないためにも電源を切るようにしましょう。

また、「携帯の電源を切る」という行為は、それまでの日常や現実世界との線引きをして、舞台の世界に入り込む意識を作るための行為という考え方もあります。ぜひ、電源を切って、その瞬間しか味わえない舞台の世界を味わってみてほしいです。

話さない、物音を立てない

観劇中にここが良かった、面白かったなど思うことがあり、友達と来ていたりするとつい、感想を言い合いたくなってしまいます。しかし、それは終演後まで我慢してください。
携帯の音と同じく、話し声もいくら小さくしていても周囲の人には声が聞こえてしまい、観劇の邪魔となります。同じように物音を立てるのもNGです。場面転換の間くらいいいよね、ということもありません。公演が始まったら話さない、不必要なものに触らない、大人しく観るを心がけましょう。
ですが、そこまでガチガチに固まって観ることもありません。面白かった時には笑っても大丈夫ですし、感動したら素直に泣いてもOK。ただ、やはりどれも周りの迷惑にならない程度に、を心がけるようにしましょう。面白くて笑ってもいいですが、手を叩いて大爆笑…なんていうのは周りの迷惑になりかねません。

また、舞台上のキャストの名前を呼んだり、声を掛けるのもマナー違反。声を出すことで周りに迷惑をかけるだけでなく、その役者にも迷惑をかけてしまいますし、「あの役者のファンはマナーが悪いんだな」とファン全体、そして役者自身が悪く見られる原因となってしまいます。大好きな役者さんのためにも上演中は静かに観劇しましょう。観劇中は静かに大人しくが基本です。
ただし、演出の一環で観客側にレスポンスを求める場合や、声援OKの舞台などもあります。そういう時は周りの迷惑にならない程度に思いきり声を出しましょう!

飲食禁止

映画館などでは飲み物やポップコーンを持ち込んで、食べたり飲んだりしながら見ることができますが、舞台では飲食が禁止されています。音や動きで周りに迷惑になる他、その食べ物や飲み物の匂いも周りの迷惑になってしまいます。
小さな飴だしいいかな、と思わず、飲食禁止とアナウンスがある以上、どんなものでも口に含まないようにしましょう。
一部の劇場や公演ではお弁当などが販売されていたりすることもありますが、基本的に食べていいのは幕間のとき。食べても良いというアナウンスがない限りは、上演中に食べないようにしましょう。

服装・ヘアスタイル・身だしなみ

観劇時の服装に特に決まりはなく、これを着なきゃいけないとか、スーツやドレス、着物といったフォーマルウェアじゃないといけないということはありません。かといって、スウェットやジャージのようなラフな格好では悪目立ちしてしまいます。特に着飾る必要もなく、Tシャツにジーパンでも実際は問題ありませんが、周囲の目のことも考えて、清潔感のある服装で行くのがベスト。

髪の長い女性だと、髪の毛を頭の上のほうでまとめたりすることもあるかもしれませんが、劇場内でそれをすると、後ろの人が見えにくくなってしまうため、あまり上のほうでまとめないようにしましょう。上の方でのお団子頭なんて論外ですよ!
また、同様に帽子や大きな髪飾りなども、後ろの人の観劇の邪魔になってしまう可能性があるため、開演前には外すようにしましょう。

気を付けたいのは香水や汗などの匂い。自分は不快に思わなくても、周りからしたら不快に感じることもあるかもしれません。あまり香水など匂いがキツいものは使わず、汗などもしっかり拭き取っておきましょう

前のめりにならない

席が後方だったり、お芝居に夢中になったとき、もっとよく見ようとしてつい前のめりになりがちですが、これも後ろの人の迷惑になるのでやめましょう。
ほとんどの劇場では、背もたれに背中をつけて座ったとき、ちゃんと舞台が見えるように作られています。そのため、浅く腰掛けたり、前のめりになってしまうと、頭が舞台上と被るなど本来後ろの人が見えているはずの部分が見えなくなってしまうので、気をつけるようにしましょう。

遅刻厳禁

開演時間に遅れてしまった場合、まずはスタッフに一声かけましょう。劇場や公演によってはスタッフが席まで誘導してくれる場合もあります。しかし、上演中に人が動いたり、目の前を横切られるのは初めから席について観劇していた客にとっては不快なものなので、なるべくそうならないように早めの行動を心がけましょう。
電車の遅延など、どうしようもない場合もありますが、万が一の時のことも考えて、予定より早めに会場に着いておくことをおすすめします。

最後に

ここまで観劇マナーについて色々と書いてきましたが、難しく考えることはありません。
全部ひっくるめて簡単に一言で言えば、「他人の迷惑になることはしない」というのが観劇マナーです。
慣れないうちはマナーなど怖いものにも見えるかもしれませんが、気負わずにまずは一度、劇場に足を運んでみてください。きっと舞台の見方もわかりますし、なによりも舞台観劇がとても楽しいものだとわかってもらえると思います。
ぜひ、これを機に舞台観劇デビューしてみませんか?

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