【映画】あなたは字幕派?吹き替え派?【どっちがいい?】
洋画を観る時どっちを観る?
皆さんは洋画を観る時、『字幕』と『吹き替え』どちらで観ますか?
「字幕の方が良い」「吹き替えの方がわかりやすい」等など、人によってどちらの方が良いという感想を持っています。
どちらの方が良いのかという質問があった場合、その答えは、『好みによる』です。
字幕が好きな人は字幕を観れば良いですし、吹き替えが好きな人は吹き替えを観るのが一番でしょう。
「特にこだわりも無くて、どっちを観れば良いか迷っている」という人は、『字幕』と『吹き替え』両方のメリット・デメリットを知って、選んでみてはいかがでしょうか。
字幕のメリット
メリット1:演者の本当の声を聞くことができる
演じている人本人の声や息遣いを感じることができます。
そこには差が生まれないので、イメージと違うということがあり得ません。
メリット2:臨場感が伝わりやすい
手を加えられていない音声を使っていますから、その場の臨場感というのがリアルに伝わってきます。
作り込まれたものになればなるほど、臨場感は伝わりづらくなります。
メリット3:英語の勉強になる
ネイティブな英語の勉強法として、英語の映画を観るという方法があります。
洋画を字幕で観ると英語力もアップすることができるでしょう。
字幕のデメリット
デメリット1:映像に集中できない
字幕版は文字を読まないといけないので、映像に集中することができません。
映像に集中できないと、細かなニュアンスを受け取れない可能性があります。
デメリット2:情報量が制限される
字幕は観客が読み取れる文字数にするために、内容を要約していることが多々あります。
そうすると本来の意味と多少の違いが生じることがあります。
デメリット3:疲れやすい
映像の情報を観ながら字幕を読んで内容を理解しないといけないので、気疲れします。
また字幕を読み逃すとついていけなくなるので、常に集中する必要があります。
吹き替えのメリット
メリット1:内容の把握がしやすい
映像に集中しながらでも、声で情報収集できるので内容の把握がしやすいです。
また内容の要約も必要ないので、オリジナルに近い内容を知ることができます。
メリット2:細かい心理描写を追える
映像の中の人物がどんな表情をしているか、どんな心理をして動いているのか、そういう細かな心理描写を視覚的に追うことができます。
声の抑揚も日本人の耳にとって聞きとりやすくもなっています。
メリット3:子どもでも観やすい
字幕版だと、読めない漢字があったり字幕の切り替えが速かったりで子どもは観にくいです。
それに比べ吹き替え版だったら、子どもでも観やすいでしょう。
吹き替えのデメリット
デメリット1:本物ではない
吹き替えはやはり吹き替えですので、役者の本当の声を聞くことはできません。
生の声が好きな人には違和感があるでしょう。
デメリット2:当たり外れがある
海外の演者とは違うイメージの声だったり、棒読みな演技だったり、吹き替え版はそういった当たり外れがあります。
声優ではなくタレントを使ったキャスティングは要注意です。
デメリット3:手が加わったような気がする
日本人じゃないのに日本語を話したり、日本人に分かりやすいような台詞の言い回しになっていたりと、吹き替えは手が加わっています。
それが気になってしまうと、吹き替え版は苦痛でしかないでしょう。
このジャンルの映画を観るならこっち
字幕、吹き替えのメリット・デメリットをご紹介しました。
それぞれの特徴はわかっていただけたかと思います。
これがわかればどっちのバージョンで観ようか見当がつくかと思いますが、それでも迷った時ようのために、「このジャンルの映画ならこっちで観るべき!」というのをお伝えします。
アクションなどの物語がわかりやすい映画は字幕
アクション映画や物語があまり複雑ではない映画は、字幕で観ることをおすすめします。
字幕は臨場感が伝わってきやすいので、アクションシーンは字幕の方が断然良いです。
また物語が複雑でないならば、演者の生の声を聞いた方が良いというパターンが多いです。
情報量が多い映画は吹き替え
情報量が多い映画は断然吹き替えで観た方が良いでしょう。
登場人物が多く出てくるものや、台詞量が多い作品も吹き替えの方が分かりやすいです。
こういった作品には腕のある声優が吹き替えをすることが多いので、イメージが壊される心配もないでしょう。