雨の日も安全運転で!自転車乗りに欠かせないレインコートのすすめ
2015年の道路交通法改正により、自転車に乗る際、傘を差しながらの運転は禁止になりました。「ちょっとそこまでだから…」「小雨程度だから…」でもダメなものはダメとなったのです。
講習の時間は約3時間。さらに手数料として6,000円かかります。これを拒否すると5万円以下の罰金となってしまいます。
けれど、日常的に自転車に乗っている人にとって、自転車は自分の足も同然。雨だから乗らないなんて選択は難しいですよね。
そこで役に立つのがレインコート!濡れないように身を守りつつ、きちんと両手でハンドルを握って運転できるので、傘差しよりもずっと安全に雨の日でも自転車に乗れます。
最近ではおしゃれな色や柄のレインコートも増え、女性も着やすいものが多く販売されているので、雨の日はぜひレインコートを着て自転車に乗りましょう!
今回はレインコートのタイプ別に、特徴やおすすめの商品を紹介します。
コートタイプ
一般的に合羽、レインコートと言われて思い浮かべるタイプだと思います。
前開きになっていて、ボタンなどで留めるコートタイプ。太ももから下が濡れやすいので、レインブーツなどでカバーする必要があります。
・羽織るタイプだから着やすい
◆デメリット
・足が濡れやすい(レインブーツなどで対処しよう!)
おすすめレインコート
HARAINY(ハレニー) – Chou Chou Poche(シュシュポッシュ)
大人可愛い雑貨でおなじみのシュシュポッシュのレインコート。
顔の横まである透明ツバ付きのフード、大きめかつ手首で絞れる袖、上から下まで閉められて脱ぎ着も簡単なフロントジッパー、絞って捲れを防ぐ裾と自転車乗りには嬉しい機能が満載!
セパレートタイプ
上半身と下半身で分かれているタイプのレインコート。一般的にはレインウェアやレインスーツと呼ばれています。
・体にフィットするから動きやすい
・足元までしっかりカバーしてくれる
・風にあおられても平気
◆デメリット
・上下に分かれているから脱ぎ着が面倒
・靴は濡れる(レインブーツなどで対処しよう!)
・スカートの時は使えない
おすすめレインコート
シンプソンサンクチュアリー II ウィメンズレインズーツ – Columbia(コロンビア)
アウトドア用品で有名なコロンビアのレインスーツ。
ムレが心配なセパレートタイプですが、通気性は抜群。撥水加工もしっかりしていて、元は登山やキャンプ、釣りなどアウトドア向けの商品ですが、自転車用のレインスーツとしても活躍間違いなしです。
ポンチョタイプ
上からかぶって着るタイプのレインコート。フェスやキャンプなどのレジャーでの使用や、軽い雨での使用が適しています。
風や強い雨には弱いので、自転車で使うときは注意が必要です。
・リュックなど背負ったままでも着れる(ものもある)
・通気性が良い
◆デメリット
・下からの水には弱い(跳ね返りとか)
・風に弱い(裾が顔面に来ることも…)
おすすめレインコート
ウィズレインハイポンチョ Plus – SOMETHING(サムシング)
EDWINの女性向けブランド、SOMETHINGから出ているレインポンチョ。
通常のポンチョタイプより長めの丈で、自転車の運転時にも適しています。ゆったりとした着心地+背面のほうが少し長い丈になっていることで、リュックを背負ったままの着用にも対応しています。
前かごカバータイプ
自転車乗りのレインコートとして一番お勧めしたいのがこのタイプ!
通常のポンチョタイプよりも前面が長めになっていて、前かご部分もカバーできる優れものです!ポンチョだから通気性も良く、夏場や長時間使うときでも蒸れにくいので、自転車用のレインコートとしてぴったりです。
・前かごもカバーできる
・前かごまでカバーしているから、足に水が垂れにくく、濡れにくい
◆デメリット
・下からの水には弱い(跳ね返りとか)
・サイズが合っていないと、前かごにカバーが届かず無意味になる(筆者はそれで失敗しました……笑)
おすすめレインコート
大きいつばのレインポンチョ – Lace Ladies(レースレディース)
レディースアイテムを数多く扱うLace Ladiesのレインポンチョ。
前かごにかぶせられるように前面が長くなっているだけでなく、柔らかいつばにありがちな曇って見にくいとか、しわだらけで見にくい状態を回避できる固く大きいつばで、雨の日も視界良好で安全に運転できます。
最後に
他にも耐水性やサイズ感、耐久性など、レインコートを選ぶうえでチェックしたいポイントはたくさんあります。
いろいろなレインコートを見比べて、自分に合ったものを見つけて安全に雨の日も自転車に乗りましょう!