元町から三宮へ 7店舗を巡る神戸食べ歩きの旅

神戸といえば夜景が綺麗なことで有名な港町。
けど、夜景だけじゃなくて食べ歩きでも有名な街だって知ってましたか？

今回は神戸の街を食べ歩きするときに寄りたいお店を、元町から三宮へ向かうルートに合わせてご紹介します！

まずは今回ご紹介するお店をマップでチェック！

老祥記の豚饅頭

出典:http://roushouki.com/

南京町に来たら絶対に外せない、必ず食べてほしいのが老祥記の豚饅頭です。
お店は10時オープンですが、オープン直後から大行列ができるほどの人気店です。それでも回転が早いのであまり待たずに食べられます。
小ぶりではありますが、中には特性の餡がぎっしり！イートインか持ち帰りか選べますが、イートインでアツアツを食べるのがおすすめ。もちろん持ち帰りにして食べながら歩くのも良いのですが、注文が3つからなので、イートインで食べるほうが楽かも。
しっかりと食べごたえのある豚饅頭ですが、そのお値段なんと1個90円！安くて美味しいなんてずるすぎますが、ここで食べ過ぎないように！まだまだ食べ歩きの旅は続きます！

曹家包子館の椎茸豚肉包

出典:http://www.roushouki.com/paotukan/

続いては老祥記のななめ向かいにある曹家包子館（ソウケパオツーカン）。ここは老祥記の姉妹店で、老祥記の包子をベースにさまざまな味や具材の包子を販売しています。
おすすめは曹家包子館の代表とも言える中国乾燥椎茸を使った豚饅頭、椎茸豚肉包です。見た目は老祥記の豚饅頭に似ていますが、老祥記と違うのは中身に椎茸が入っていること。豚肉の旨味に椎茸のだしが合わさって美味しい！
また、老祥記がお休みの月曜日には老祥記の豚饅頭を買うこともできます。

伊藤グリルの神戸ビーフシチュー

出典:https://www.itogrill.com/-/menu.html

やっぱり神戸に来たからには神戸肉は外せませんよね！さらに神戸といえば洋食でも有名な街。いたるところに洋食屋さんが並んでいる神戸ですが、その中でも特に行列のできる人気店が伊藤グリル。老舗の洋食屋さんで、さまざまなガイド本にも掲載される人気店です。
ここの代表的なメニューといえばビーフシチューですが、神戸肉を使ったちょっと贅沢な神戸ビーフシチューもおすすめ。分厚く切られた神戸肉はじっくりと煮込まれていて、ナイフが必要ないくらいの柔らかさ。シチューといえばとろとろとしたスープ系の料理だと思いがちですが、ここのビーフシチューはスープ系のシチューとは全く違う、”食べるソース”のようなシチューで、ほろほろとした柔らかいお肉と絡めて食べると絶品！
ほかにも神戸肉をがっつりと味わえる神戸牛ステーキや、洋食の定番ビーフカツレツなどもあります。まだ食べ歩きの旅は続きますが、ここでランチとして立ち寄ってみては？

本神戸肉 森谷商店のコロッケ

出典:https://www.moriya-kobe.co.jp/shopbrand/souzai

南京町から三宮方面へ、元町商店街を抜けて旧居留地・大丸前駅のすぐそばにあるお肉屋さんが森谷商店。創業130年を超える老舗のお肉屋さんで、神戸牛をはじめとするさまざまなお肉の販売をしているお店です。
お肉屋さんですが、ここで買うのはお肉ではなくコロッケ！森谷商店ではコロッケやハムカツ、チキンチーズカツなどさまざまな揚げ物も販売しています。その中でも特に人気なのが森谷のコロッケ。そのお値段なんと1個90円。こんなに安いのにサクサクの衣の中にじゃがいもと牛肉がぎっしり詰まった揚げたてコロッケで激ウマ！どうしてお肉屋さんのコロッケってこんなにも美味しいんでしょう……！
特に休日は行列必至のお肉屋さん。多い時には1日3,000個も販売するのだとか。メディアにも何度も取り上げられている人気店のコロッケ、ぜひ一度ご賞味ください！

ユーハイムのバームクーヘン

出典:https://www.juchheim.co.jp/cafe_restaurant/shop_kobe/

そうです、あのユーハイムです。バームクーヘンの老舗、ユーハイム。その本店は南京町のすぐそば、元町一番街の一角にあります。
全国に多くの店舗があるユーハイムですが、その中でも唯一カフェやレストランが併設されている本店。1階にはユーハイムのバームクーヘンをはじめとするさまざまな洋菓子の販売が、地下1階には神戸牛を使ったビーフシチューやハンバーグなどを取り揃えているレストランが、2階ではユーハイム自慢の洋菓子が味わえるティーサロンがあります。
2階でユーハイムのバームクーヘンを味わって、気に入ったら1階でお土産用に買うなんてのもアリ。本店では本店の限定商品、｢マイスターの手焼きバウム｣をその場で切ってもらって購入できます。
ここまで肉！揚げ物！って感じだったので、ここでスイーツを挟んでみるのはいかがでしょう！

たちばなのたこ焼き

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獨食易肥さん(@eatallone)がシェアした投稿 – 2018年 4月月22日午前2時27分PDT

神戸に来たらやっぱり食べておきたいのが明石焼き。ふわふわとろとろの生地を出汁につけて食べる明石焼きですが、こちらのお店ではたこ焼きとして販売されています。というか神戸ではたこ焼きと呼ぶのが普通なのだとか。ちなみに本場明石市では玉子焼きと呼ぶそうです。
そんな明石焼きの有名店がたちばな。ユーハイムから三宮方面へ。旧居留地・大丸前駅の北にあるたこ焼き屋さんです。たちばなのたこ焼きは卵の味がしっかりしている生地を、三つ葉の入った出汁につけていただきます。卵とだしがしっかり効いていて美味しい！
明石焼きは卵メインの生地に具材はタコのみというシンプルなもので、ふわふわの生地に薄味の出汁というやさしい味が特徴ですが、この明石焼きにソースをちょっとつけてから出汁につけて食べるのが神戸っ子お馴染みの食べ方。たちばなもソースなしがおすすめとしていますが、店内にはソースの用意もあるので、試してみるのもアリかも？ソースのつけすぎには注意してくださいね！

長田タンク筋の牛スジぼっかけそば焼

出典:http://www.kobe1te2.com/tank/OTORIYOSE.htm

ラストは三宮の駅近くでお酒を楽しみながら神戸の代表的なB級グルメで締めましょう！
神戸のB級グルメといえばぼっかけ。牛スジとこんにゃくを甘辛く煮込んだ神戸の家庭料理で、ご飯に乗せたり、焼きそばやお好み焼きに混ぜて食べたりします。
そんなぼっかけが楽しめる人気店が長田タンク筋。三宮の駅のすぐそば、さんぷらざの地下1階にあるお店です。
長田タンク筋はそば焼きの専門店ですが、そば焼き以外にもそばめしやモダン焼き、一品料理などメニューも充実。だけどやっぱりイチオシなのは牛スジぼっかけそば焼。ほかのお店では麺と具材、ぼっかけを全部混ぜて提供するのが一般的ですが、長田タンク筋のぼっかけそば焼は、麺と具材を炒めたそば焼きの上にぼっかけがたっぷりと乗った状態で出てきます。
そのままでも十分に美味しいのですが、味変用にソースが4種類用意されています。特にオススメなのはばらソース。長田で愛されている少し酸味のあるソースが、後味をさっぱりとしたものに変えてくれます。
甘辛いぼっかけはおつまみにもぴったり。1日のシメにいかがでしょうか！

最後に

元町から三宮へ向かうルートに合わせて7つお店を紹介しました。
近くには南京町やメリケンパークなど観光スポットも多くあるこのエリア。観光の途中にお腹がすいたとき、ちょっと一息つきたいときなど、ぜひ立ち寄って神戸グルメを堪能してみてくださいね！