美容院に行けないならセルフで!【市販の白髪染め】実際に使ってみました♪
スピクラ!をご覧の皆さんの中にも、そろそろ白髪が気になり始めたという方、実はいるんじゃないでしょうか。筆者もアラサーと呼ばれる年齢に差し掛かった頃から徐々に本数が増え始め、最近は普通のカラーリングよりも白髪染めを使うことが出てきました。定期的に美容院には行っていますが、2~3週間もすると根元の白髪が目立ってきてしまって、その度に美容院でリタッチとなると出費も嵩みますよね。しかも最近は外出自粛中ということもあって、通うのを控えている人も多いんじゃないでしょうか。そこで、良い機会なので自宅でセルフカラーを試してみることにしました。
最近は市販のカラー剤でもおしゃれな色に染められたり髪のダメージを抑えて染められる白髪染めがたくさん出ています!定番のものからおしゃれなカラーに染められるものまで、オススメをご紹介していきます。
※あくまで筆者が使用した場合の感想です。使用前には事前のパッチテストなどを行ってから使用するようにしてください。
長さ:肩下5cmセミロング
量 :多め
髪質:細めストレート(部分的にクセあり)
サロンドプロ 無香料ヘアカラー 早染めクリーム(全19色)
特徴
「ニオイのない白髪染め」のパッケージは伊達じゃない!
通常ヘアカラー剤はツンとした臭いがあるので放置時間が苦痛という人も少なくないとは思いますが、このヘアカラーはそれがほぼありません。さらに早染めなので放置時間も短く済みます。チューブから使いたい分だけを出して混ぜたら目立ってきたところにだけ塗る、ということができるので、セルフリタッチしたい時にオススメ。椿オイルやローヤルゼリーエキスなどトリートメント成分も配合されているので、髪へのダメージも最小限に抑えられます。
またドラッグストアで500~600円程度で売っていることが多く、価格的に手に取りやすいのも魅力です。
実際に使った感想
リタッチとして部分的に使用。明るめの色味が好きなのでお店に並んでいた中で一番明るい2番を選びました。ブラウン系の色味ですが、染めたあとは髪の毛の赤みがかなり出てしまいました。赤みを抑えた仕上がりが好きな人はやや暗くなりますが3Bや4Aなどベージュ系やアッシュ系の色味を使うことをオススメします。
指定通りの15分では染まりが甘いと感じたので30分ほど放置してから流しましたが、白髪部分もそうではない部分も割としっかり染まりました。乾かすとサラサラになり手触りはよかったです。リタッチ使用で部分染めのみの場合、1箱で2~3回は使用できました。
ブローネ泡カラー(全24色)筆者オススメ!
特徴
全体染めをしたいときに手軽に使える泡タイプの白髪染め。カラー剤特有のツンとした臭いがあります。全体に塗布したら泡をもみこむように行き渡らせるだけとかなり手軽。クリームや乳液タイプのものを全体に塗るのが苦手という方にオススメです。
通常タイプだけで全18色、白髪が少なめの方用にNaturalシリーズ全6色も用意されており、定番のブラウン系だけではなくピンク系、ベージュ系、アッシュ系と色数が豊富なので、自分好みの色を選ぶことができます。
実際に使った感想
筆者が使用したのはNaturalシリーズの2NA。ラインナップの中では明るめの色味だと思って選んだのですが、仕上がりは思ったよりだいぶ暗めに(公式サイトにも、使用前の髪色が明るめだと仕上がりが暗くなると注意書きがありました)。一週間ほどして少し退色した頃にちょうど良い色味になりました。
泡タイプは髪が傷むという先入観がありましたが、このヘアカラーはほとんど傷みを感じることはありませんでした。※とは言ってもケアは必須です。
液の量がやや少ないかなと思いましたが、髪の量が少な目~通常の方ならちょうどよいかと思います。
サイオス カラージェニック(全10色)
特徴
ちらっと白髪が気になり始めた方に、黒髪も白髪も染めることができるミルキータイプの白髪染め。カラーは全10色のラインナップで、今までの白髪染めにはあまりなかった赤みを抑えた色(ベージュ・アッシュ)も充実しており、白髪を染めつつオシャレ染めをしたいという方にオススメです。
実際に使った感想
筆者が使用したのはMO1モスベージュ。落ち着いたベージュでややグリーンの色味を感じます。ツンとした匂いが比較的少なく(まったくない訳ではありません)、色も店頭で見た色見本と変わらない印象に仕上がりました。
トリートメントまで済ませて洗い流したあとは若干ゴワつくかなと思いましたが、乾かした後は特にキシみや傷みは感じませんでした。
気になった部分は薬液の硬さと量。1剤と2剤を混ぜるとテクスチャー重めの乳液くらいの硬さになってしまうので、量が少なくなってくるとノズルから出てこなくなってしまって全体に塗るのに時間がかかりました。またパッケージには「ロングヘアでも1箱で染められる大容量」とあるのですが、筆者は髪の毛の量が多いのでセミロングでもギリギリな量でした。全体にたっぷり塗る場合は2箱準備した方が良いかもしれません。
アフターカラートリートメントは2回分くらいある量で、マーガリンくらいの硬さ。バニラ系の香りが結構残るので好き嫌いがやや分かれる気がしました。髪が柔らかくなるような感じはしなかったんですが、使った日はややツヤ感が出る感じがありました。
ホーユー ビゲン カラートリートメント(全4色)
特徴
トリートメントタイプのヘアカラー。次のカラーまでのつなぎに使えます。白髪が目立ち始めたなと感じた頃に5日間連続で使うことで少しづつ染めることができるというもので、トリートメントなので髪のダメージを軽減できるというメリットがあります。贅沢アロマの香りで放置時間もゆったりと過ごせます。市販の白髪染めだと髪のダメージが心配という方にも。
実際に使った感想
トリートメントなら簡単にできるかも!ということで使ってみました。カラーはナチュラルブラウン。商品説明の動画では素手で塗っていますが、素手で使うと手や爪が徐々に染まってきてしまったので手袋を着用した方が良いです。思ったよりも白髪は染まらないのに自毛は染まって全体的に暗くなってしまったので、明るい色が好き+白髪が少なめという人にはあまり向かないのかも?トリートメントタイプなので傷みはほぼ無く使用できました。
使用後はきちんとケアを
美容師さん曰く「市販の白髪染めは美容院で使っているものより手軽に染まる分、成分が強い」そうなので、染めたあとのケアが重要になります。洗い流さないトリートメントやヘアオイルを追加してマメにケアしてあげましょう。
また、白髪が少ない方は普通のカラーリング剤(いわゆるオシャレ染め)を使用して、髪全体を明るくすることで白髪を目立たなくさせる、という方法もオススメ。
自分がなりたいイメージに合わせて使い分けてみてください。