西洋占星術と星座占いの違いとは?
みなさん、占星術はご存知ですか?
西洋占星術やインド占星術、宿曜占星術など、占いに詳しい方はきっと聞いたことがあるかもしれません。
占いに詳しくない人でも、12星座占いといえば知らない人はいないかと思います。
今回は占星術の中でもとくに知名度が高く、使われることの多い西洋占星術について、少し掘り下げてみたいと思います。
占星術と星座占いって何が違うの?どうやって自分の星座って決まってるの?そんな疑問を今回は解決していきたいと思います!
西洋占星術の占い方って?
西洋占星術以外の占星術もそうですが、占星術では主に生年月日と生まれた時間、生まれた場所を用いて占います。
生年月日などの情報から、生まれた時の星の位置を割り出し、そこからその人の運勢や才能、性格といったことを読み取っていきます。
この時に星の位置を表した図式のことを「ホロスコープ」といいます。
このホロスコープを使い、どの位置にどの星があるのかを調べ、その星の位置や関係性から様々なことを占います。
サインと天体
ホロスコープを読み解く上で欠かせない、基本となる要素が「サイン」と「天体」です。
ホロスコープ上の星座
ホロスコープには12個の星座が並んでいます。
牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座。
どれも見覚えのある星座ですよね?そうです。ホロスコープに記されている星座は、いわゆる星座占いで使われる星座なのです。この12星座をホロスコープ上では「サイン」と呼びます。
西洋占星術の星
ホロスコープに記される星は、(当然ですが)種類も数も決まっています。
西洋占星術の特徴には、実際の惑星を使って占うというものがあります。惑星とは、水星や金星など太陽を中心に回ってるあの天体です。その天体から地球を抜いた水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星の7つの惑星、さらに2006年に準惑星となった冥王星、そして月と太陽を含めた10の天体を西洋占星術で用いていて、これを「10天体」と呼んでいます。
10の天体がそれぞれどのサインの位置にあるか、というのがホロスコープを読み解く上で一番基本的かつ、重要な要素となります。
サインと12星座占い
サイン=星座占いで使われている星座。ということから、勘の良い人は「天体とサインが星座占いに関係している」ことに気付くのではないでしょうか。
テレビや雑誌などで用いられる星座占い。これは、自分が生まれたその時に、ホロスコープ上で太陽がどの星座の位置にあったかで星座が決まっています。
ホロスコープ上の太陽は1年かけて反時計回りに1周します。「ホロスコープ上の星座」にもある通り、ホロスコープには12の星座が並んでいます。
太陽が1年かけて1周する際、その日その時間太陽がどの星座の範囲にあるかが自分の星座を決める基準となります。
なので、4月1日生まれの人は、生まれた時の太陽が牡羊座にあったので牡羊座、9月1日生まれの人は太陽が乙女座の位置にあったので乙女座ということになります。
しかし、自分の星座を確認するのにいちいちホロスコープを作って太陽の位置を確認して……というのも面倒な話です。
ホロスコープ上で太陽がどの位置にあるかというのは、1年を通して大体決まっています。以下がその期間です。
牡牛座:4/20~5/20
双子座:5/21~6/21
蟹座:6/22~7/22
獅子座:7/23~8/22
乙女座:8/23~9/22
蠍座:10/24~11/22
射手座:11/23~12/22
山羊座:12/23~1/19
水瓶座:1/20~2/18
魚座:2/19~3/20
ただ、例えば4月20日生まれの星座を確認したとき、とある本では牡羊座と紹介され、とあるテレビの占いでは牡牛座になっていた…という経験がある人も少なからずいることでしょう。
占いによってはそれぞれの期間が1日ほどずれることがあります。
自分の誕生日が星座の境界でどちらに属するのかわからないという時は、それこそホロスコープの出番です。ホロスコープを作成すれば、自分の生まれた時の太陽の位置を正確に把握することができるため、自分が何座なのかきちんと判断できます。
12個に分けて何がわかる!
血液型占いでもそうですが、世の中には「人を○種類に分けて何がわかるというんだ!」という人がいます。
いやまったくもってその通りで。生まれも育ちも性格も一人として同じ人がいない人間を、たったの数パターンに分けたところでその人のことを推し量れるわけでもなければ、ましてや運勢を当てるなんてことができるわけはありません。
星座占いでは太陽の位置から12星座に分けることで、大まかな性格や運勢を占っています。
しかしそれだけでは個々の詳細なことまで占うのは難しいものです。ですが、太陽以外の天体を使えばどうでしょうか。ほかの天体もホロスコープ上にあるのですから、何かしらの意味をもっているはずですよね。
太陽だけではなく、残りの9つの天体の位置も読み取ることで、さらにその人個人のことを占えます。
わたしのなかの10の星
「サインと12星座占い」のところで、私たちが普段星座占いでチェックしている星座は、ホロスコープ上の太陽の位置で決まるとご紹介しました。
また、西洋占星術の星では、ホロスコープにおいて10の天体を使っていることもご紹介しました。
例えば、1990年4月1日生まれの人の場合。
通常「星座は?」と聞かれたら、きっと牡羊座と答えることでしょう。なぜなら生まれた時の太陽の位置が牡羊座の位置にあるからです。
ではこの時、ホロスコープ上で他の天体はどこにあるでしょうか。
月の位置を確認すると、双子座の位置にあることがわかります。水星は牡羊座、金星と火星は水瓶座の位置にあります。
太陽が牡羊座の位置にあると同時に、他の天体も何かしらの星座の位置にあります。
一般的に星座占いで使われる星座は、太陽の位置から判断した星座です。そのため、太陽星座と呼ばれたりもします。
同じように、月の位置から判断した星座は月星座、水星の位置から判断した星座は水星星座と、太陽から冥王星までの10の天体全てに星座が存在します。
10の天体にはそれぞれ異なるテーマがあり、そこにそれぞれの星座を当てはめることで、それぞれのテーマにおいてどんな運命を背負っているのかがわかります。
- 太陽
- その人の人生全体、生き方や仕事についてなど自分の役割について。
- 月
- 性格や感情、プライベートの時の自分の状態など、その人の内面について。
- 水星
- 他人とのコミュニケーションや発想力など、周囲との関わり方について
- 金星
- 美的感覚、恋愛、金運など。男性にとっては好きな女性についても表します。
- 火星
- 行動力や勝負運などアクティブなことについて。女性にとっては好きな男性についても表します。
- 木星
- その人の幸福について。精神的な豊かさなど。
- 土星
- コンプレックスや課題など、その人が乗り越えるべき壁について。
- 天王星
- その人が行き詰まった時の解決策の見つけ出し方。
- 海王星
- その人の夢、頑張りたいこと
- 冥王星
- その人が命をかけても良いと思えるほど大切なものについて。
通常星座占いなどで用いられるのは太陽星座のみですが、残りの天体の星座も調べてみると、より自分自身についてを知ることができます。
様々な要素で成り立つ西洋占星術
ここまでサインと天体、そして星座占いとの関係をお話ししてきました。
ですが西洋占星術はこれだけではありません。ほかにも活動のきっかけや場面を表す「ハウス」や、2つの天体が決まった角度を形成する「アスペクト」など、ほかにもさまざまな要素が絡み合って、それを読み取って判断します。
それだけにとても深く、しっかりと読み取ることができればより詳細に、正確に判断することができます。
これだけのことを覚えて自分で読み取るというのは相当に難易度が高いと思います。西洋占星術で自分のことを判断したい、運勢や運命を知りたいという時には、西洋占星術を得意とする占い師に相談してみるのがおすすめです。
もし、興味があったり、余裕があれば、ぜひ自分でも西洋占星術を学んでみてください。ホロスコープからいろいろなことが読み取れるようになるととても面白いですよ!
占い師
霊感タロットで過去・現在・未来を視通す!桜ノ宮先生
特徴
大手の電話占いサイト、ピュアリに所属。幼少期より授かった不思議な力と、得意占術であるタロットを組み合わせた鑑定がとにかく当たると話題に。
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詳細
- 所属
- 電話占いピュアリ(https://pure-c.jp/)
- 占術
- 霊感・霊視・タロット
口コミ
生年月日さえ聞かれませんでした。こちらが伝えた情報は名前のみ。少ない情報でここまで当たるのかと、鳥肌が立ちました。そして先生に背中を押され、彼に気持ちを伝えたところ返事は「OK」。桜ノ宮先生に相談していなければ、今も彼とは普通の友達だったかもしれません。(25歳 女性)