次世代レチノール?注目のシワ改善成分『バクチオール』の効果とおすすめコスメ4選
シワ改善成分『レチノール』と『バクチオール』
お肌のターンオーバーを促進し正常化させることで、シワ改善などの効果が認められている『レチノール』。
数多くのリンクルケアアイテムやアンチエイジングコスメに使用されており、最近ではプチプラアイテムにも配合されることが増えてきたため、身近なエイジングケアアイテムとして取り入れている人も多いですよね。
ただ、高配合のものは刺激が強かったり、酸化しやすく日中使用する際には必ず日焼け止めを併用しないといけないなど使い方に注意が必要なため、敏感肌の場合などは使用を控えている人もいるのではないでしょうか。
次世代レチノール『バクチオール』
そんな中、注目を集めているのが“次世代レチノール”や“第二のレチノール”呼ばれている『バクチオール』という成分。すでに海外では数年前からブームが起きており、日本でもレチノールの代替成分として徐々に使われることが増えているようです。
インドのマメ科植物「オランダビュ種子」から抽出された植物由来のビタミンAで、植物由来ということから「ビーガンレチノール(ヴィーガンレチノール)」とも呼ばれており、ビーガン向けのブランドにも処方出来る成分になっています。
シワ改善やコラーゲンの生成を促すなど、レチノールと同様の効果があると言われています。
なぜ注目されているの?
皮膚刺激がほとんどない
レチノールは肌へのピリピリとした刺激や赤み、皮剥けを生じる人も多く(A反応、レチノイド反応)、刺激を感じる場合は医師と相談する必要があったり、使用を控える必要があるなど、取り扱いに注意が必要な成分です。
一方でバクチオールはそういった刺激が少なく、お肌が敏感な方でも使いやすいと言われています。
ビタミンCとの併用もOK
レチノールは美容成分としても人気のビタミンCとの相性があまり良くないと言われていて、混ぜて使うことができない、という側面があります。
(※水溶性ビタミンC→脂溶性ビタミンA(レチノール)クリームという順番を守れば併用できると説明されている医師もいます。)
バクチオールはビタミンCとの併用にも特に禁忌はありません。
バクチオールは日中の使用も可能
レチノールは紫外線に弱く、日中レチノールを使う場合は必ず日焼け止めを併用することが推奨されています。一方でバクチオールは日中の使用も可能とされています。
ただし紫外線はお肌の大敵なので、レチノールやバクチオールに関係なく日中は日焼け止めを塗るよう心がけましょう。
即効性はレチノールの勝ち?
シワに対する効果はレチノールの方が即効性が高く、バクチオールは長期間継続して使用することで効果を実感できると言われています。
ただ前述のように、レチノールは使用方法に注意が必要であったり、皮剥けなどのトラブルも起こりえるので、バクチオールのような穏やかな成分のものを朝晩継続して使用する方が都合が良いという方もいると思います。
自分に合った成分を正しい方法で取り入れてみてください。
バクチオール配合のコスメ
バクチオールはまだあまり日本ではポピュラーな成分ではないため、店頭で購入できる製品にはあまり含まれていません。通販化粧品や海外コスメ、韓国コスメなどでおすすめのアイテムを中心にご紹介していきます。
23years old バクチオールAアンプル(バクチアエッセンス)
バクチオールと、トーンアップ効果が期待できるナイアシンアミドを配合したアンプル(美容液)。乾燥による小じわ改善と肌の弾力アップが期待できます。
Qoo10の23yers old公式ショップやマルイウェブチャネルなどで購入できます。
マモンド バクチオールレチノールクリーム
肌に優しいバクチオールと、シワへの効果が期待できるレチノールを黄金比率で配合し、さらにコラーゲンやヒアルロン酸なども入っている保湿クリーム。低刺激性で一日二回安心して使えるアイテムです。
Qoo10や楽天市場のアモーレパシフィック公式ショップなどで購入できます。
N organic Vie リンクルパック エッセンス
顔全体に使える高性能低刺激のスポットケアアイテム。先端がなめらかな曲線になっていて、気になる目元やおでこのシワなどに直接くるくる馴染ませることができるタイプになっています。
取り扱いのあるドラッグストアやN organic公式オンラインショップで購入できます。
アンレ―ベル BK クレンジングバーム
バクチオール配合のクレンジングバーム。しっとり感を残しながらメイクをしっかり落とすことができるアイテムです。
ドラッグストアなどで購入することができます。
敏感肌の救世主?バクチオールでエイジングケアしよう
エイジングケアは20代のうちから意識し始めると良いそう。「自分にはまだ早い」と思っていても、できてしまったシワを“消す”のは化粧品では難しいと言われています。まずは安心して使えるコスメで、シワが“出来る前”からケアしていきましょう。