効果絶大!?塩美容の効果とは？【10月14日は塩美容の日】

塩美容って聞いたことありますか？塩を使った美容法で、バスソルトや塩洗顔などもその一種です。

本日10月14日は塩美容の日です。語呂合わせで１０を「い(１)いお(０)しお」、１４を「い(１)いし(４)お」と読めることから、塩美容事業やオリジナル製品の企画・販売などを手がける合同会社ドクター・プラーナビーによって制定されました。

塩の効果って？

そもそも、なぜ塩が美容に良いのでしょうか。

塩には殺菌効果があり、塩化ナトリウムやマグネシウムなど、肌に良いとされるミネラル成分が含まれています。
このミネラル成分が豊富にバランスよく含まれている塩は美容にも効果があるとされ、バスソルトや塩洗顔などを行うことで、古い角質の除去や、肌荒れの改善などの効果が期待できると言われています。

今回は塩美容の日に合わせて、塩を使った美容法をご紹介します！

バスソルト

日本では入浴剤の方が有名だったため、最近まであまり知名度は高くありませんでしたが、欧米では昔から家庭で行われていたバスソルト。塩を精油などで香りづけしたものをお風呂に入れる方法です。

バスソルトを入れたお湯につかると、通常の入浴より約4倍も早く汗をかくと言われています。発汗により体内の老廃物を排出し、デトックス効果が得られますが、バスソルトを入れることでさらに高いデトックス効果を得られるのです。
また、汚れや古い角質を吸着させる塩の効果により、肌のターンオーバーを正常化し、くすみ予防にも役立ちます。ニキビや肌荒れにも効果的とされています。
さらに香りの良いバスソルトはリラックスやストレス解消にも効果的！お気に入りの香りで選んでみても良いですね。

バスソルトの使用法

できればバスソルトを入れた湯船で30分ほどの半身浴を行うのがおすすめですが、そんなにゆっくり入ってる時間がないときや、湯船がバスソルトに対応していなくて出来ないという人には足湯がおすすめです。
洗面器などにお湯を張り、そこに通常より少し濃い目にバスソルトを入れて、10分ほど足を入れるだけ。10分足を入れるだけでも十分に汗をかき、また冷え性の改善などにも効果があると言われています。

バスソルトといえばドイツのKneipp（クナイプ）社のバスソルト。ドラッグストアなどでも販売されていて、簡単に購入できて効果も高いことから人気の商品です。

また、バスソルトは手作りもできます。市販されている天然塩(伯方の塩や赤穂の塩など)に好きな精油を数滴混ぜるだけ。だいたい塩50gに対し精油2～4滴ほどが目安です。ただし食塩は×。バスソルトにするときはミネラルなどを多く含む天然塩を使うようにしましょう。

塩洗顔

その名の通り、塩を使った洗顔方法で、さまざまな美容効果のある洗顔として注目されています。
その効果はニキビ予防や改善から小顔効果まで多種多様。身近な塩一つでたくさんの効果が期待できます。

たとえば、塩の殺菌効果によりニキビの原因となる雑菌の繁殖を抑え、さらに古い角質も落としてくれるため、雑菌のエサとなる皮脂汚れも落ち、ニキビを抑えたり、予防に効果があります。
また、塩洗顔にはたんぱく汚れを分解し、皮脂の分泌を正常に整えるピーリング効果もあります。これにより、皮脂とたんぱく質によって毛穴を塞いでいた角栓を落とし、毛穴汚れや黒ずみの改善にも繋がります。
さらに浸透圧により、肌の余分な水分が外へと排出され、血行が良くなることで顔のむくみとりや、小顔効果にも期待できます。

塩洗顔のやり方

塩洗顔には塩ペーストを使うやり方と、塩水を使うやり方があります。

塩ペースト

小さじ１程度の塩に少しぬるま湯を加えて塩をペースト状にします。これを肌に塗り、優しくなでるようにマッサージしたあと、よく洗い流すだけ。
ぬるま湯でペーストにする他、卵白やオリーブオイルを使ってペーストにする方法もあります。

塩水

ぬるま湯に塩を加えよく溶かします。これを肌に浸透させるように押さえたり、撫で付けるように塗ります。ヌルヌルしてきたら皮脂汚れが取れてきたサインです。

塩ペーストは普通肌や脂性肌の人に、塩水は敏感肌やアトピー肌の人におすすめです。敏感肌などで塩ペーストを使うと、刺激が強く逆に肌を傷めてしまう恐れがあるため、塩水を使うようにしましょう。
塩ペーストと塩水、どちらのやり方でもポイントは優しくなでること。こするのはNGです。

塩洗顔後に改めて洗顔フォームなどでの洗顔の必要はありません。むしろ塩洗顔後に洗顔をしてしまうと、必要な皮脂まで落としてしまうので避けるようにしましょう。塩洗顔だけでも十分に洗浄効果はあります。
ただし、クレンジング効果はないため、塩洗顔をする前に必ずしっかりメイクは落としておきましょう。

塩パック

塩パックは、その名の通り塩でパックする美容方法です。塩洗顔と同じように、殺菌効果によるニキビの改善や、ピーリングによる黒ずみの解消などの効果があります。
さらに、塩のミネラル成分による保湿効果も期待できます。ミネラル成分には肌の水分量を保つ働きがあり、塩パックをすることで、しっとりとした肌に仕上げることができます。

塩パックのやり方

顔を濡らし、そこに塩を塗るだけ。パックの時間も3分ほどでOK。3分経ったらよく洗い流します。

こすらなくても十分に効果はあるため、塩を乗せたらあとは放置。こすると肌を傷める原因にもなってしまいます。
3分ほどのパックが目安ですが、その前にしみたり痛みを感じたらすぐに洗い流しましょう。無理に3分待つ必要はありません。

また、塩パックはとても効果が高く刺激も強いため、1～2週間に1回程度で十分です。塩洗顔との併用もおすすめしません。行う際は塩洗顔か塩パックかどちらか一つにしましょう。

最後に

塩を使った美容法を3つご紹介しました。
どれも効果があると言われている方法ですが、やりすぎは禁物。また、肌に合わないと感じた時はすぐに使用を中止してください。
しかし、効果が高いのも事実。特に肌荒れなどで悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか？