ミニシアターで映画を観よう!2018年公開の単館系映画おすすめ5選
2018年公開の、単館系(ミニシアター)映画おすすめ5本をご紹介!単館系映画好きの筆者・まめこがおすすめする2018年公開の映画を簡単な解説とレビュー付きでご紹介します♪
※地域・上映館によっては既に公開が終了してしまったものや公開中のものもあります。それぞれの映画の公式サイトにて、上映館や上映期間などをチェックしてみてください。
①最初で最後のキス
予告編
公式HP:映画「最初で最後のキス」公式サイト
どんな映画?
まず初めにご紹介するのは『最初で最後のキス』。イタリアの高校が舞台の映画です。アメリカで実際に起きた殺人事件をもとに執筆した小説を、脚本家イバン・コトロネーオが自ら共同脚本を手がけメガホンを取りました。イケメン男子2人と可愛い女子1人の仲良し3人組の、恋と友情をビタースイートに描く青春ストーリー。
レビュー
青春映画好きの私ですが、最初で最後のキスの結末にはびっくりしてしまいました。鑑賞後はしばらく立ち上がれず、事件のことについて考えました。この映画は、日本イタリア映画社の黒崎さんが旅行中の飛行機内で出会い一目惚れし、配給会社まで作り、日本でようやく公開された映画です。気になる方はぜひ観ていただきたいです!
②彼の見つめる先に
予告編
公式HP:映画『彼の見つめる先に』公式サイト
どんな映画?
こちらも男子2人と女子1人の青春映画。目の見えない少年レオは過保護な両親と優しいおばあちゃん、そして幼馴染のジョバンナに囲まれ、初めてのキスと留学を夢見る普通の高校生。ある日、クラスに転校生のガブリエルがやってきて…。
レビュー
LGBT映画って、どうしても悲しい結末だったりするものが多いイメージでしたが、この『彼の見つめる先に』は違いました。盲目のレオが、ガブリエルと出会うことによっていろんな「初めて」を経験し、新しい世界を知っていく話です。青春時代を過ごしてきた人にはきっと共感できる部分がたくさんあるかと思います。誰もが経験したことのある気持ちや痛みを思い出す、そんな作品です。
③カメラを止めるな!
予告編
公式HP:『カメラを止めるな!』公式サイト
どんな映画?
最初は都内の映画館2館のみでの上映だった映画が口コミで広がり、上映館がどんどん増え今や大ヒット映画となった『カメラを止めるな!』。TOHOシネマズなどの大きい映画館でも観られるようになりましたが、この作品も単館系映画です。ゾンビ映画ですが怖くないですしR指定もありませんのでご安心を(笑) どんな映画かは説明できません。ネタバレをどこかで見てしまう前に、観に行ってください!
レビュー
私が『カメラを止めるな!』の存在を知ったのはTwitterがきっかけでした。「とにかく面白い。面白いけどどんな映画かは説明できない」というような口コミを見て気になり、予告を見たのですが正直「これほんとに面白いの?」と思いました。そして半信半疑で、渋谷ユーロスペースの舞台挨拶付き上映を観に行ったのですが、超面白かったです。感想薄っ!って思われるかもしれないですけど、ネタバレせずに面白さを伝えることが私にはできません。”低予算だからこそ”できた大ヒット邦画を、ぜひ劇場でご覧ください!
④ブリグズビー・ベア
予告編
公式HP:映画『ブリグズビー・ベア』公式サイト
どんな映画?
外気から遮断された小さなシェルターで、両親と3人で暮らす25歳の青年ジェームスは、教育番組『ブリグズビー・ベア』を見て育ちました。子供の頃から大好きなブリグズビー・ベアの研究に勤しみ、時にはパソコンで友人とチャットをし、両親と仲良く暮らす毎日…。しかしある日、警察がジェームスを連れ去り、両親は逮捕されてしまい…。
レビュー
両親だと思っていた二人が実は両親ではなく、自分を誘拐して監禁した犯人だった…もう、設定からして面白いですよね。主人公のジェームスが映画を作る話でもあるんですが、そういった意味で、”映画を作る”ことが題材となっている『カメラを止めるな!』と合わせて観ていただきたい作品でもあります。ジェームスの「ブリグズビー・ベアを好き」という気持ちが、彼と、彼の周りの人を変えていきます。映画好きの人はもちろん、何かを「好き」という気持ちがあるすべての人におすすめしたい映画です。
⑤オーケストラ・クラス
予告編
公式HP:映画『オーケストラ・クラス』公式サイト 8月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
どんな映画?
バイオリニストのシモンは、パリ19区にある小学校へ音楽教育プログラムの講師としてやってきた。気難しく子どもが苦手なシモンは、子どもたち相手に四苦八苦…。シモンはやがてアーノルドというバイオリンの才能のある少年に出会います。アーノルドの影響もあってクラス全体が音楽に夢中になり、先生は教えることに夢中になり、そして親は子どもたちを応援することに夢中になる…そんな映画です。
レビュー
悪ガキがどんどんバイオリンに夢中になっていく姿を見るのが面白かったです。子役の演技がみんな上手くて、バイオリンの練習シーンはまるでドキュメンタリーを見ているようでもありました。私は小学生の頃吹奏楽をやっていたのですが、初めはなんとなくで始めたのに、あとからどんどんやる気になってきた時のことを思い出しました。音楽をやってる人、やっていた人におすすめの映画です。派手な展開はありませんが、私はすごく好きな映画です。
最後に
いかがでしたでしょうか。気になる映画は見つかりましたか?普段はシネコン(スクリーンがいくつもある映画館)しか行かないという方でも、たまにはミニシアターで映画鑑賞をされてみてはいかがでしょうか?