お家シアター!女子に見て欲しい【音楽】が最高な洋画6選
せっかくの冬休み。都内にお出かけしても人波に揉まれ疲弊……。「もううんざり、どこにも行きたくない…でも、家に居てもやることないし…」そんなあなた、今年の冬は【映画の冬】にしちゃいませんか?映画とはいっても、劇場だって休日は大混雑。でも、お家シアターなら観客は自分一人だけです。映画配信サービスを利用すれば、DVDをレンタルするために外に出る必要もありません!途中で席を立ったって、お気に入りのシーンを巻き戻し見たっていいんです!
今回は音楽が最高、且つ女子に見てほしい映画を6作品集めてみました。ミュージカル映画はもちろん、音楽が題材の映画、BGMが良い映画……映画を見終わった後に、サウンドトラックが欲しくなる事間違いなし!
『バーレスク』
ヒロインを演じるのは、世界中で高い人気を誇る歌手の「クリスティーナ・アギレラ」。洋楽に興味がない人でも知らないうちに彼女の曲を耳にしたことがあると思います。また、バーレスク・ラウンジのオーナーであるテスを演じるのは同じく歌手の「シェール」。とにかく、アギレラとのシェールの歌唱シーンが圧倒的です。一つ一つのステージシーンがとにかくパワフルで美しい!舞台衣装や舞台セットなどの細かいところにもぜひ注目してみてほしい映画です。そしてとにかくクリスティーナ・アギレラ演じるアリが超超超キュート。見た目ももちろんですが、自分のしたい事に向かってがむしゃらに努力するアリに同性でも魅了されるはず。
『はじまりのうた』
片や浮気で破局、片や離婚に解雇。人生の落ち目で始まるストーリーだからこそ、そこからの展開に元気をもらえる作品。主人公グレタと音楽プロデューサーのダンの、男女の恋愛関係ではない、それでいて強い絆で結ばれているパートナーのような関係がすごく素敵です。曲はもちろん、次々登場するニューヨークの街並みにも目を奪われます。起承転結の激しいストーリーではなく、ゆったりと、バラバラだった人と人とが繋がっていく、穏やかなストーリー。また、タンクトップにパンツ、赤い花柄のワンピースなど、気取っていないのに目を引く、主人公グレタのラフなファッションにも注目してほしいです。
『シング・ストリート~未来へのうた~』
『はじまりのうた』と同じジョン・カーニー監督作。80年代アイルランドが舞台の青春映画。何もかもうまくいかない現状を打破するため、バンドを組み、成功を目指す少年たち。大人びた魅力を持つ少女ラフィナとの甘酸っぱい恋愛模様や、同級生たちとの友情がとにかくエモーショナルに描かれています。特に注目してほしいのは、主人公コナーと、彼に音楽の喜びを教えた兄のブレンダンの交流。兄ブレンダンはこの映画の影の主役と言っても過言ではないと思っています。80年代のファッションも完全再現されていて、特に古着ファッションなどに興味がある女子には堪らないです。
『ワンナイト、ワンラブ』
突然現れた牧師に手錠で繋がれてしまう、バンドマン同士の主人公とヒロイン。突飛な設定とは裏腹に、二人が男女として惹かれあうというだけでなく、ミュージシャンとしてお互いを認め合い、惹かれていく過程がカッコイイ。80分と短めの映画なので、少女漫画を読むような感覚で見てほしいです。なんとこの映画、実際に2010年に行われたスコットランドの夏のロックフェス『T in the park』で撮影されたんです。撮影に許された時間はフェスの開催期間5日間。劇中ライブシーンはもちろん一発撮り。手錠で繋がれた二人のライブシーンと、ラストのライブシーンの緊張感と高揚感が堪りません。まるでドキュメンタリー映画のような臨場感。夏に見てほしい一本です。
魔法にかけられて
ミュージカル映画と言えば、王道を征くのはやはりディズニーですよね。ディズニーのアニメーション作品はどれを見てももちろん素晴らしいですが、あえてお勧めしたいのがこの実写映画の『魔法にかけられて』です。耳に残るメロディは、映画を見終わった後口ずさんでしまうこと間違いなしです。ディズニー映画の良いところは、安心して見られること!子供にもわかりやすいハッピーなストーリーだけど、大人が見ても楽しめるのがディズニー映画のすごいところですよね。
そしてこの映画、過去のディズニー映画作品からのセルフパロディが至るところににちりばめられているので、それを探しながら見るのも楽しいです!
レント
名作ブロードウェイミュージカルの映画版。8人の主要キャストのうち、6人がブロードウェイ版のオリジナルキャストです。人種・セクシャルマイノリティ・ドラッグ・エイズ……1980年代ニューヨークの若者たちを取り巻く様々な問題と、彼らの生きざまを描いています。ずらりと並ぶ8人のキャストがメインテーマである『Seasons Of Love』を歌うシーンから始まり、冒頭から物語に引き込まれます。エイズやドラッグなど、主人公たちを取り巻く問題は重いですが、様々な問題と向き合い、乗り越えていくストーリーなので鬱屈とした空気がないのが個人的に好きなポイントです。