夏こそトマトを食べよう!
今が旬のトマト。
栄養があって美容にも良いっていうのはよく聞くけど、実際どんなところがいいの?
トマトに含まれる栄養素の何がどう効くのか調べてみました!
美容にいい!
リコピン
トマトに含まれる赤い色素であるリコピン。
リコピンそのものが活性酸素を減らす働きを持っていて、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上の抗酸化力を発揮すると言われています。
その高い抗酸化力は美肌にも良いとされていて、シミやシワの予防にも効果的。日焼けによるダメージを軽減する働きもあるので、夏こそ摂るべき栄養素なんです。
βカロテン
βカロテンはビタミンAが足りない時に必要な分だけ効率よくビタミンAに変換される栄養素。
ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保つ作用と、強い抗酸化力で紫外線などの酸化ダメージから守るバリアのような働きがあり、紫外線を浴びるこの時期に特に必要な栄養素。
ただビタミンAは体内に蓄積しやすく過剰摂取による害もあるので、直接摂取するよりβカロテンとして摂るのがオススメ!
夏バテにいい!
クエン酸
現代人の食生活では不足しがちなカルシウムやマグネシウムの体内への吸収を助け、疲労物質である乳酸を分解するので夏の疲労にぴったり。
グルタミン酸
トマトを隠し味に入れるとおいしさがUPするのは、旨味成分であるグルタミン酸がたっぷり入っているから。
このグルタミン酸をはじめとするアミノ酸は疲労回復を促進する効果があるので、夏バテにも効果的。
カリウム
汗をかくと不足しがちな栄養素のカリウム。不足すると食欲不振やむくみの原因になるので注意が必要。
同じく排出されやすいナトリウムと一緒に摂取するためにトマトに塩をかけて食べれば甘味も増してなお良し。
おつまみにいい!
お酒を飲む時にトマトを食べると血中のアルコール濃度が30%ほど低下するという実験結果があり、ビールなどお酒をよく飲む時のおつまみに最適!
低カロリーなので女性に嬉しいですね。
おすすめトマト
桃太郎
大玉でしっかりした果肉が人気の王道トマト。甘さと酸味のバランスが良く、手に入りやすいのも魅力です。
フルティカ
中玉のトマト。皮が柔らかく果肉はなめらか。糖度が高く甘味が強い品種です。
アイコミニトマト
細長いミニトマト。甘みが強くて酸っぱいのが苦手な方でも食べやすく、比較的多くのスーパーなどで取り扱っています。
おすすめレシピ:トマトとオクラの塩昆布和え
材料
- トマト
- オクラ
- 塩昆布
作り方
- トマトを食べやすい大きさにカット
- オクラを板ずりして産毛を取ったら1分ほど茹でる
- 茹で上がったオクラはガクを取って一口大にカットする
- トマトとオクラを塩昆布で和える
塩昆布の代わりに鰹節+めんつゆで和えても美味しいですよ。
お好みでごま油やオリーブオイルを垂らすとリコピンの吸収率が更にUP!
最後に
調理が面倒だったり生で食べるのが苦手って方はトマトジュースで効率よく摂取してみてくださいね。
夏になるとカゴメがトマトジュースのプレミアムバージョンを出してくれるので、それが今からとても楽しみです。見つけたら飲んでみてくださいね。