シミができる原因は「紫外線」だけじゃない!~シミ対策はお早めに~
歳をとるにつれて肌の水分量が減り、乾燥しやすくなったり日中の紫外線やメイクなどのダメージの積み重ねによって肌の奥では少しづつ変化がみられています。少しでも早くからダメージを修復して老化を遅らせる事で、シミのない肌をキープする事ができたり、最小限で抑える事ができます。
シミは消す事よりも作らせない事を意識する事が大切です。今回はシミが出来る原因やシミ対策を紹介していこうと思います。
シミの原因
紫外線
シミができる最大の原因が「紫外線」です。
紫外線を浴びると皮膚のもっとも外側にある「表皮」の一番下の基底相にある色素細胞「メラノサイト」が活性化され、肌表面の角質層があつくなりターンオーバーが妨げられる事によりシミができてしまいます。
女性ホルモンの変化
妊娠中や出産後、閉経時(更年期)などは女性ホルモンのバランスが崩れ一時的に黒色のメラニンの生成が高まり、シミが増える事もあります。
ストレス・大気汚染・煙草
最近シミの原因として注目されているのが「活性酸素」です。活性酸素は体内に入った酸素の一部が他の物質と反応しやすい状態に変化したものを言います。活性酸素はメラノサイトを刺激し黒色メラニンの生成をしシミを促します。
その活性酸素を発生する物質が「ストレス」「大気汚染」「煙草」になります。
傷・虫さされ
傷や虫さされなどによる炎症や摩擦などの物理的な刺激によってもメラノサイトが刺激されシミが出来る事があります。
効果的なシミ対策
紫外線対策を十分にする
日傘や日焼け止めクリーム、帽子やサングラスである紫外線をカットできます。
夏しか紫外線対策をしないという方もいますが、実は春先からピークを迎えています。特に3~5月は冬の乾燥で肌が弱りダメージを受けやくすなっています。
また、秋や冬も紫外線がなくなるわけではないので、紫外線対策は年中した方がいいです。
正しいスキンケアをする
肌が乾燥しているとバリア機能が衰え、紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。常日頃から保湿を心がけておく事が大切です。
肌の乾燥を防ぐために洗顔後はすぐに保湿をし、保湿成分「セラミド」が配合されているローションや美容液もおすすめです。
洗顔や身体を洗う時もゴシゴシと強く擦らない様に注意しましょう。
ビタミンC・Eやポリフェノールを含んだ食品を取ろう
できたシミに関しては医学的に証明されているビタミンC・Eやポリフェノールをたっぷり取って対策します。
ビタミンCは抗酸化作用があり、メラニンの生成を制御したり、シミやそばかずを防いだりする働きもあるので特にオススメです。
また緑茶はポリフェノールの一つカテキンが含まれています。カテキンの抗酸化作用により紫外線のダメージを軽減してくれます。
ストレスをなくし十分な睡眠を
たばこやストレスは活性酸素を増やし、メラニンの過剰産生を招くと考えられます。ストレスのない生活を心がけ、煙草は控えめにしましょう。
また、寝不足は顔に現れるというくらい睡眠不足は肌の大敵です。あまり夜更ししないように心がけましょう。
最後に
シミは若くから予防する事が大切です。今シミがないからと油断するのではなく将来の事を考えてシミを対策していきましょう。