ドライシャンプーはいつ使うのが正解?デメリットは?上手に使ってツヤ髪を保とう!
日本人は髪を洗いすぎ?
皆さんは週に何回髪の毛をシャンプーで洗っていますか?
筆者は毎日洗うのが当たり前だと思っていましたが、世界的に見ると毎日のようにシャンプーとお湯を使って髪の毛を洗っているのは日本くらいなんだとか。
特に欧米では硬水の地域も多く、その水で流すことこそが肌や髪にとっては高リスクだったりするので、洗い流すシャンプーは2日に1回や週に2~3回などにして、日々のケアにはドライシャンプーを使っている女性も多いようです。
ではそのドライシャンプー、どんな時に使うのが良いのでしょうか。
どんな時に使うの?
日々のケアに
頭皮や髪の臭いやベタつきが気にならない時であれば、毎日シャンプーしなくてもドライシャンプーやブラッシングだけで問題なく過ごせるでしょう。体質にもよりますが、水で濡らしてドライヤーの熱を当てる回数を減らすことで、髪の毛に適度な油分が行き渡り、ツヤ髪を目指せるかもしれません。
病中など入浴できない時
病気の時やケガをしていると、しばらく入浴できない場合もありますよね。ドライシャンプーはそういう時の必需品です。ベッドの上でも使えます。
カラーリングをした時に
カラーリングをしたらしばらくはシャンプーをしない方が色が定着してくれるんだとか。とはいえ2日間全く頭皮ケアをしないのは、季節によってはちょっとキツい。そういう時はぜひドライシャンプーを使ってみてください。普通のシャンプーと違って全体を濡らさないので、退色を防ぐことができます。
汗をかいた時に
夏場やスポーツの後など、汗をかいた時に出先で気軽に使えるドライシャンプー。汗臭さを抑えたい時にはさっぱりとしたミントの香りのものより、爽やかなグレープフルーツなどシトラス系の香りのものの方が、臭いが中和して気にならなくなるそうです。
災害時に
災害時は水道が使えなくなることも。なのでドライシャンプーがあるととても便利です。頭皮がさっぱりすると気持ち的にもリフレッシュできますし、防災用バッグ入れておくと良いでしょう。
旅行に
海外旅行に行った時、滞在場所の水が硬水だと髪や肌がギシギシになってしまうことがあるので、洗い流すシャンプーを毎日するのは避けた方が良いでしょう。旅行を計画する時は水事情を事前に調べて、必要に応じてドライシャンプーを使用しましょう。
デメリットはある?
ここからはデメリットについても紹介しておきたいと思います。
痒みが出る場合がある
ドライシャンプーの成分によっては頭皮が荒れてしまう人もいます。肌に合わないと思ったらすぐに使用を中止して、水でしっかり洗い流すようにしましょう。ひどい場合は皮膚科で相談してみてください。
臭い・ベタつきが取れないことも
ドライシャンプーの種類や使い方によっては、臭いやベタつきが上手に取れない場合もあります。
一般的に、液体やジェルでマッサージして拭き取るものは頭皮の汗や皮脂をマイルドに取り除いてくれて、パウダーインのタイプは皮脂吸着効果でサラサラにしてくれるものが多いです。自分が求める使用感に合ったものを選ぶようにし、パッケージなどをよく読んで正しい使用方法で使うようにしましょう。
臭いやベタつきは、実はドライシャンプーだけが原因ではなく、シャンプーの洗い流し不足や、髪が濡れたままで長時間過ごしていて菌が繁殖してしまったなど、様々な要因があります。ドライシャンプーで思うような効果が得られない場合は、普段の洗い流すシャンプーの使い方なども見直してみてください。
オススメのドライシャンプー
資生堂 フレッシィドライシャンプースプレータイプ
どのドラッグストアでも見かけるポピュラーなミストタイプのドライシャンプー。頭皮と髪全体にスプレーし、軽くマッサージをしてタオルで拭き取るだけでOKという手軽さです。
ダイアン パーフェクトビューティ― ドライシャンプー フレッシュシトラスペアの香り
吹きかけて馴染ませるだけでOKの手軽なスプレータイプ。皮脂やベタつきを吸収する微粒子パウダーが配合されているので、サラサラでふんわりしたスタイルを復活さてくれて、パウダー入りなのに白くムラにならないのも特徴です。
朝スタイリングの仕上げにスプレーしておけば、ベタつき予防にもなります。
コーセー フレッシュケア ドライシャンプーシート
タオルを持ち歩く必要もないシートタイプのドライシャンプー。
すっきり感はミストタイプなどに比べるとやや劣るものの、持ち歩きやすいため出先で重宝します。
最後に
ドライシャンプーの良さを色々と紹介してきましたが、日本は湿気が多くてベタつきやすい気候の土地もあり、また水も軟水の地域が多いため、硬水ほど髪の毛に負担がかかりにくいので、できれば毎日シャンプーをしてドライヤーできちんと乾かす方が良いとしている美容師さんもいます。それでもシャンプーの回数は1日に1回までにして、シャンプー後はきちんと洗い流して早めに乾かすようにしましょう。自分に合った方法でツヤ髪を目指してみてください。