早めに対策しよう!インフルエンザ予防に効果のある食事と習慣♫
インフルエンザにかかりやすくなる季節がやってきました。風邪とは違い症状が重い場合が多く、免疫力や抵抗力の弱い人・呼吸器系の持病がある人にとっては命にかかわる合併症を引き起こす可能性があります。
インフルエンザにかかる前の予防が大切です。今回は、インフルエンザ予防に効果のある食事・習慣を紹介します。
インフルエンザ予防に効果のある食事
免疫力がアップする食事を摂ろう
体の中でウィルスと戦ってくれるのが「免疫細胞」です。普段から免疫力を高める食生活をすれば、インフルエンザにもかかりにくい体を作る事ができます。
特に免疫細胞の材料になるのが「たんぱく質」になります。たんぱく質はお肉や魚・大豆や卵に含まれています。また、主食の白米を雑穀米や玄米に替えるとたんぱく質・ビタミン・ミネラルを効率良く摂取出来る為おすすめです。
体を温める食事を摂ろう
体温が1℃下がると免疫力が30%下がると言われているくらい、体温を適切な温度に保つ事は免疫力をキープする上で重要な事になります。
根菜類や卵やチーズ・生姜など、体を温める食品として知られている物を積極的に摂取していきましょう。鍋や蒸し料理など温かい食事を心がけて下さい。
腸内環境を整えよう
体内に侵入したウィルスが食品と一緒に吸収してしまうリスクがあるのが腸になります。腸には体内の免疫細胞のうちのおよそ6割が集中しており、腸内環境を整えることが外部からの病原体と戦う免疫力の向上にも繋がります。
腸内環境を整えるのに欠かせないのが発酵食品である納豆やキムチ・ヨーグルト、乳酸菌を多く含むチーズ等です。特に納豆×キムチを一緒に掛け合わせて摂るとより多くの効果が期待できます。
インフルエンザ予防に効果のある習慣
外出後は手洗いうがい
帰宅したらまず“手洗い・うがい”をして下さい。インフルエンザに限らず、他の病気予防にもなります。
手を洗う時は「ハッピーバースデイ」の歌を2回歌うぐらいの時間を目安にしましょう。
また、指輪や時計といったアクセサリーは外してから洗って下さい。
うがいは、喉の奥に行き届くようにガラガラと15~20秒を3回ほど繰り返しましょう。
インフルエンザの流行時はうがい薬の使用が有効です。効果を持続させる為にもうがいをした後、30~60分は飲食避けましょう。
部屋の湿度の調整はしっかりと
インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、体温多湿に弱いと言われています。
温度20度以上、湿度50~60%で空気中での感染力が下がりますので、部屋の乾燥を防ぐために加湿器で湿度を上げたりする事が必要です。
人混みや繁華街への外出はなるべく抑えよう
インフルエンザが流行してきたら、なるべく人混みや繁華街への外出は避けましょう。
特に疲れている時は要注意!!ストレスや睡眠不足などで疲労感がある場合、免疫力が低下しており、インフルエンザに感染しやすいのでなるべく外出は避けましょう。
最後に
インフルエンザ予防の基本は、流行前にインフルエンザワクチンの接種を受ける事です。今年はインフルエンザにならないようにしっかり予防していきましょう。