防振双眼鏡はレンタルでお試し!高くても使ってみる価値ありでした。
スタジアムクラスのコンサートでいわゆる天井席(スタンド後方列)が当たってしまった筆者。
以前も同じ会場で行われたコンサートに参加したことがあったのですが、スタンド最前列からでも裸眼で見るのはかなり厳しく、舞台観劇のために購入した8倍の双眼鏡で大型モニターを眺めるのがやっと!という状態だったため、今回はジャニヲタ御用達と聞いて気になっていた高倍率の防振双眼鏡をレンタルしてみました。
使ったレンタルサービス『Rentio(レンティオ)』
座席が判明して双眼鏡をレンタルしようと思い立ったのは公演の3日前。いくつかのサービスを比較したものの、既に公演日に間に合わないレンタルサービスも多く、直接店舗に借りに行く時間もなかったので、即日発送してくれる『Rentio(レンティオ)』というサイトを利用することにしました。
レンタルした機種
Kenko ケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 14×30 光学14倍
月額利用 6,000円/月額(最低レンタル期間3ヶ月)
防振双眼鏡とは、手ブレ補正機能がついた双眼鏡のこと。
大会場でのスポーツ観戦やコンサートなどで非常に重宝するアイテムですが、購入しようとすると最低5万円~などかなり高額なものが多くなっています。
今回レンタルするにあたって色々調べてみて倍率10倍や12倍の双眼鏡も検討しましたが、スタジアムでスタンド後方席からとなると出演者の表情まで細かく見るのは辛いかな?と思い、その時借りられる機種のうち最大倍率の14倍のものを選びました。
双眼鏡レンタルの流れ
レンタルする機種を選ぶ
レンティオのサイトから機種を検索し、借りたい機種の在庫があるか、使いたい日時に借りられるか等を確認しておきます。
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無料会員登録
レンタルしたい機種が決まったら必要事項やメールアドレスを入力し、会員登録を行います。
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レンタル期間を入力し、カートに入れる
該当機種のページからレンタルしたい期間を選択します。
双眼鏡の場合、お試し利用3泊4日までなら料金は変わりませんが、延長する場合は一日ごとに+500円が加算されます。
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必要事項を記入し、レンタル予約申し込み
住所や支払い方法など必要事項を記入し、レンタルを申し込みます。確実に受け取れるように配送日時を指定するのがオススメです。
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レンタル品受け取り
レンタル品はヤマトの宅急便で届きました。
製品を受け取ったら、箱を開けてレンタル品が入っている状態でまずは写真を撮りましょう(返送の時に参考になります)。
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動作確認
同梱品リストを見ながら過不足なく付属品が入っているかを確認し、製品説明書を見ながらレンタル品の動作確認を行います。
レンタル品の開封
レンティオから届いたレンタル品の防振双眼鏡を早速開封してみました。
届いたダンボールを開封したところ。
ダンボールの蓋裏には利用の手順が簡易的に書いており、まず何をしたら良いのかわかりやすくなっています。
ダンボールの底は製品ケースがぴったりハマってズレないようにする仕切りがついていました。
レンタル品の他に、レンティオの利用ガイド、同梱品リスト、梱包に使えるシール、(写真にはありませんが)返送の時に使える着払い用の宅急便伝票が入っていました。
製品ケースの中身。
本体ポーチの中に双眼鏡本体が入っており、既に電池が装填されていました。
その他には製品説明書、替えの電池が一本、ストラップなどが同梱されていました。
同梱品リストを見て不足がないことを確認し、説明書を読みながら双眼鏡の使い方を覚えました。
この時点で問題があればすぐにレンティオに問い合わせる必要がありますが、特に問題はなかったのでストラップを本体に装着してコンサートに持って行き、すぐに使用することができました。
返送の手順
レンタル品・同梱品を確認し、製品のケースにしまう
レンタル品の製品ケースに製品本体・同梱品などをリストを確認しながら入れます。写真を撮っていた場合はそれも参考にしましょう。
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ダンボールにしまい、蓋をテープで閉じる
配送時にレンタル品が入っていたダンボールに製品を入れ、ダンボールの口をしっかり閉じます(レンタル品と共に送られてきた箱を閉じるためのシールを利用できます)。
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コンビニ等から返送手続き
返送日の23:59までにコンビニや郵便局、ヤマトの集荷窓口などから着払いで発送手続きをします。コンビニからも発送できるので、帰宅が遅い方も利用できます。
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数日後、返却完了のメールが届く
返送してから2~3日で返却完了のメールが届きました。このメールをもって手続きがすべて完了になります。
返送の方法は利用するお店によって違うので、返送日が近くなったら送られてくるメール等を確認しながら行ってください。
一部のコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート)や、ヤマトの集荷窓口では、スマホや店舗に設置してある機器で手続きをするだけで送り状に記入しなくても返送手続きができます。
筆者はファミリーマートから返送しました。
店舗に設置されているFamiポートのメニューから「配送サービス」を選択し、指定のQRコードを読み込ませて手続きに必要な申込券を発行、荷物と一緒にレジで発送の申し込みを行います。特に記入するものもなく、また着払いで送ることができるので、簡単に発送が完了しました。
レンタル時の注意
ダンボールについて
レンティオから届いたダンボール箱は返送する時にもそのまま使えるので、捨てたり潰したりせずに取っておくと便利です。
製品ケースのサイズに合わせた仕切りがついていてズレないようになっていたり、開封時にも返送時に再度梱包する時にも封をしやすいようになっていたりと工夫されているので、よっぽどの理由がなければこのダンボール箱を使って返送するようにしましょう。
同梱品について
レンタル品と一緒に入っているパンフレット等の中に『同梱品リスト』が入っているので、開封したらまず付属品が足りているかを確認しましょう。開封してすぐに写真をとっておくと、返送時の梱包で同じようにしまえるので便利です(レンティオでも推奨されています)。
返送時に同梱品も過不足なく返せるように、同梱品リストは返送するまで捨てないようにしましょう。。
汚れについて
レンティオ側でもクリーニングを行うためだとは思いますが、レンタル品が使用時に汚れてしまった場合についての対応は特に書いていませんでした。
目立った汚れがなければそのまま返却して大丈夫なようです。
※筆者は双眼鏡を使用する時にアイシャドウを塗っていたため、返送する前に接眼する部分や接眼レンズの蓋をアルコールティッシュで軽く拭いてから梱包しました。
返送日について
「返送日」はレンティオに到着した日ではなく、自分の手元を離れた日=発送手続きを済ませた日を指します。
借りる時に返送日に設定した日の23:59までにコンビニ等で発送手続きを行うことができればOKです。
料金について
レンティオのレンタル双眼鏡は「お試し利用」と「月額制」が選べます。
額面だけ見ると一見 月額料金の方がお得に見えますが、最低レンタル期間が定められており、「3ヶ月以上借りないといけない」など指定があります。
例えば筆者が借りたケンコーの防振双眼鏡は、お試しレンタルが7,480円に対し、月額利用は6,000円/1ヶ月ですが、最低レンタル期間が「3ヶ月」になっているので、3ヶ月を待たずに前倒しで返送したとしても、3ヶ月分の料金18,000円を支払わなければなりません。
なのでこの場合、“特定の数日間しか使わない”のであればお試し利用の方がお得になります。
お試し利用をしてみて気に入ったら「そのまま購入」もできますし、人によって使用スタイルが異なるため、自分のスタイルに合わせて期間を設定してみましょう。
そのまま購入
借りた機種が気に入ったらそのままお買取もできます。
ただほとんどの双眼鏡は中古品(点検済みリユース品)になるので、気になる場合は返送して改めて新品を購入した方が良いでしょう。
送料・返送料
レンタルにかかる往復の配送料はレンタル代に含まれています。
故障などのトラブルにも対応
高額商品を借りるとなると、壊したらどうしよう?と不安になりますよね。
レンティオのレンタル品はもし不注意で壊してしまっても、負担は最大で2,000円までしかかかりません。
普通に使用している上での過失のない故障であれば修理費用を請求されることもないので、使用方法をしっかり守って使用するようにしましょう。
レンティオで双眼鏡レンタルを利用した感想
借りるのも返すのも簡単
借りる時はネットショップ感覚でレンタルできますし、返送も手順がすべてサイトやご利用ガイドに詳しく書いてあるので、それに従っていくだけというのがわかりやすくて簡単。届いた箱をそのまま返送に使えるのも、自分で発送する店舗を選べるのも便利でした。
中古品でも十分!
双眼鏡は直接目元に当てて使うものなので、中古品はちょっと……と思う方もいるかもしれません。
筆者が借りた機種は、ストラップに若干の使用感がありましたが、本体などは傷も汚れもなく綺麗でしたし、もし見えない汚れが気になる場合は使用前にアルコールティッシュで拭くなどすれば少しは安心して使えるかと思います。
大会場でのコンサートはたまにしか行かない、という方はレンタルで十分だと思いました。
防振双眼鏡について
今回初めて防振双眼鏡をレンタルして使ってみましたが、はっきり言って「借りて大正解!」という感想です。
ちなみに座席はスタジアムのスタンド一塁側席のほぼ最後列、ステージのほぼ真横(下記画像の「↓ココ」の部分)でしたが、裸眼だと出演者が小指の先ほどにしか見えず、またステージ上部に設置されていた大型モニターも位置的に見えづらく、何が行われているかを知るには双眼鏡に頼るしかない場面も多かったので非常に重宝しました。
スタジアムやドームクラスの公演となると、アリーナ席でも双眼鏡が必要になることはあります。
防振機能のない双眼鏡であればレンタル代の7,000円程度で購入できてしまうものもたくさんあるので、「安い双眼鏡でいいかな?」という気持ちもありましたし、「レンタル代だけで7,400円以上は高いなぁ」とも思いましたが、いざ使用してみたら、手ブレがないだけでこんなに見やすいのか!と大満足の使用感でした。
実際にその場に行って使ってみないとわからないことも多いので、購入を迷っている方も、一度試しに借りてみるのがオススメです。
1,000円オフで借りられるキャンペーン中
筆者が借りたケンコーVC Smart 光学14倍の双眼鏡は1,000円オフになるキャンペーンコードが使えたため、実際のレンタル料金は6,480円になりました。
同じ機種の光学10倍のものなら5,980円でレンタルできます。
他のブランドを含め、機種で迷っている方はぜひ検討してみてください。
※キャンペーンコードはこちらのページを参照
予約はお早めに
人気の機種は早めに予約しないと在庫切れになって指定の日時に借りられなくなってしまいます。
使用の日程が決まっている場合は、座席が判明していなくても早めに予約することをおすすめします。