もうカサカサなんて言わせない!?内側から考える乾燥対策
乾燥肌が気になり始めるこの季節。
外側からケアしているって人は多いけど、内側からのケアって考えたことありますか?
美容に良いサプリメントやコラーゲンパウダーがなくてもできる乾燥対策を調べてみました。
乾燥に良い食べ物・飲み物
アボカド
アボカドには乾燥肌対策にも良いビタミンEやコエンザイムQ10が含まれています。『森のバター』と呼ばれるようにクリーミーで脂質が多いのでカロリーの心配をする方もいるかもしれませんが、食事の最初にアボカドを食べる(アボカドファースト)ことで血糖値の上昇を抑えることができると言われていますし、食物繊維も豊富なのでダイエット中の方にもオススメです。またアボカドの脂質はその多くが不飽和脂肪酸という良質なもの。その不飽和脂肪酸は肌に必要なセラミドの生成を助ける働きをしてくれるので、乾燥対策にオススメの食べ物です。
カロリーが気になる方は、1日の摂取量を1/2個程度にしておくと良いでしょう。
大豆製品
大豆製品に含まれるタンパク質は美肌や保湿に大切なコラーゲンのもとになります。
コラーゲンはパウダーなどで意識的に摂っているという人もいるかもしれませんが、自然のものから摂取したいという方は大豆製品がオススメ。大豆に含まれるビタミンB2、B6が肌のターンオーバーを正常に保ってくれるので、肌荒れやシミ予防にも役立ちます。
ごまやナッツ
ごまやナッツにはアンチエイジングにも良いとされるビタミンEが豊富に含まれています。
血流改善効果で新陳代謝が活発になることで、皮膚のかさつきが改善される効果があります。
ご飯やおかず、サラダなどにトッピングしてにふりかけたり、間食にナッツを食べたりすることで意識して摂取してみましょう。
緑黄色野菜
肌のターンオーバーを活発にし、皮膚や粘膜の保護、保湿をする役割があるビタミンAやβ-カロテンを多く含む緑黄色野菜を取ることで、美肌につながります。
ビタミンAは摂取しすぎると肝臓に蓄積されてしまいあまりよくないと言われますが、必要な量だけをビタミンAへ変換する作用があるβ-カロテンが豊富に含まれた緑黄色野菜から摂れば、ビタミンAの過剰摂取を防ぐことができます。
温かいもの
温かいものを食べて体を冷やさないようにした方が、血流も良くなり全身に水分が行き渡りやすくなります。温かい部屋で食べる冷たいアイスは美味しいですが、冷たいものばかりを食べ過ぎないように気をつけましょう。
生姜やネギ、冬場であれば加熱した旬の根菜など、体を温める効果のある食べ物をプラスするのもオススメです。
水分
意外とできていない人が多いのが寒い時期や乾燥する季節の水分補給。
暑い時期は喉も渇くし汗もかくので意識して飲んでいる人が多いと思いますが、秋冬は空気が乾燥している上に暖房器具などでさらに乾燥が進むため、皮膚や呼気などから気づかないうちに水分が失われ、ひどい時には脱水症状を起こす人もいるんです。
乾燥する時期はしっとりめの化粧水に切り替える方も多いと思いますが、肌表面だけではなく、体内にも意識的に水分を補給するよう心がけましょう。お水やお茶、コーヒー、スープやお味噌汁など、できるだけ一種類に偏らず様々なものから水分を取り入れるようにすると良いでしょう。
乾燥対策にオススメ!生姜入りホットはちみつレモン
材料
- 生姜
- はちみつ
- レモン汁
- お湯
作り方
作り方は材料を全てカップに入れてお湯を注いで混ぜるだけ。甘いのが好きな方ははちみつを多めに、酸っぱいのが好きな方はレモン汁を多めに入れてみてください。生姜はすりおろしたものでもスライスしたものでもOK。こちらのページ(寒い冬はコレで乗り切れ!最強ポカポカ食材【生姜】の魅力に迫る)でも紹介しているはちみつ生姜を使うのもオススメです。
乾燥対策は内側からもしっかりと
効果の高い化粧品で保湿をしたり加湿器をかけて部屋の湿度を保つなども大切ですが、外側からのケアだけじゃ乾燥が改善しない!という方はぜひ食べるものや飲むものにも気をつけてみてくださいね。