正しい【手洗い・除菌】を覚えてウイルスを防ごう!
風邪やインフルエンザの流行する季節……更に今年は新型コロナウイルスが中国で大流行。とうとう日本国内でも感染者が確認されることとなり、皆さんも除菌や手洗い、マスクなどのウイルス感染予防に更に気を使っているのではないでしょうか。
ウイルスの感染を防ぐために大事なのは【手洗い】【手指のアルコール除菌】です!どれだけこまめに除菌を行っていても、正しい方法で行っていないと効果は半減してしまいます。完璧な感染予防のために、今一度正しい手洗いや除菌の方法を見直していきましょう!
正しい手洗い6ステップ!
②石鹸を手の甲に伸ばすように擦る
③指先・爪の間を手のひらに爪を立てるようにしてよく洗う
④指の間を洗う
⑤親指を手のひらで包んでねじるように洗う
⑥手首を洗う
参考:『正しい手の洗い方 厚生労働省』
手首まで洗う
意外と忘れてしまいがちなのが手首です!冬は特にコートを着ていたりするので洗い忘れてしまうことが多いですよね。
手洗いの際は腕時計などは事前に外し、腕まくりをして手首までしっかり洗うようにしましょう!
20~30秒かけて洗う
サッと手を濡らして石鹸を付けて……だけでは十分な手洗いとは言えません!しっかり時間をかけて手を洗わないと、手についている雑菌を除去しきることができず手に残ってしまいまうんです。手洗いにかけるべき時間は20秒~30秒です!
30秒は『ハッピーバースデー』の歌約2回分と言われています。心の中でこっそり歌いながら手洗いしてみましょう。
タオルの交換も忘れずに!
家の洗面所やキッチンのタオル、ちゃんとこまめに交換していますか?繰り返し使ったタオルには雑菌がウヨウヨ…せっかく正しい手洗いができても、雑菌まみれのタオルで手を拭いては台無しです。
手拭きタオルは湿ってきたら交換するようにしましょう!2~3日に一回のペースでの交換が望ましいです。
正しい消毒7ステップ!
②両手の指先に消毒液を擦り込む
③手のひらに消毒液を擦り込む
④手の甲に消毒液を擦り込む
⑤指の間・指の股にも忘れず消毒液を擦り込む
⑥親指を手のひらで包み込み捩じるようにして消毒する
⑦手首にも消毒液を擦り込む
参考:『手指消毒の順番 NIID国立感染症研究所』
指先・親指も忘れずに!
手洗い同様、忘れてしまいがちなのが指先と親指です。
指先、特に爪の間は手洗いだけでは菌が残ってしまう部分でもあるのでしっかり消毒液を擦り込みましょう。親指は指の付け根まで握るようにするとしっかり消毒できます。
濡れた手にアルコール消毒を付けない
アルコール消毒は手を洗った後に!ただし、手洗いの後にしっかり手の水分を乾かしてからアルコール消毒をしましょう!濡れた手でアルコール消毒をすると、アルコールの濃度が水によって下がってしまい殺菌効果が下がってしまうんです。
まずは水と石鹸で手に付いた汚れと雑菌を落とし、その後に手に残った菌をアルコール消毒でしっかり殺菌すれば完璧です!
量は多めに使う
消毒液の量は3mlほどとありますが、3mlはアルコール消毒のボトル約1プッシュで出てくる消毒液の量です。
しっかり下がりきるまで1プッシュすると、出しすぎたかも?!と思うくらいの量が出ると思いますがそれが適量!しっかり手全体に擦り込める量を取って消毒しましょう。
除菌ウェットティッシュは繰り返し拭き!
オフィスのデスクやキーボードに、お家の食卓に除菌ウェットティッシュを使っている方も多いと思います。しかし、除菌ウェットティッシュは一度拭いただけでは完全に除菌しきれず、菌が残ってしまうという実験結果が出ています。(参考:『除菌ウエットティッシュの効果をテスト』 埼玉県消費生活センター)
除菌ウェットティッシュで除菌をする場合、最低でも2回は繰り返し拭くようにしましょう!
とにかく大事な手洗い・除菌!
コロナウイルスの流行の影響でドラッグストアからマスクが消える、コロナウイルスに関するデマが広がるなど、日本のみならず世界的にパニックが起きてしまっている状態……。しかし予防方法として大事なのは結局【手洗い・除菌】なんです。
コロナウイルスはもちろん、今の時期に流行るインフルエンザなどを予防するためにも、正しい手洗い・除菌をこまめに行いましょう!