ツイッターの新機能「Fleets（フリート）」あなたはどう使う？

2020年11月11日、突如ツイッターに追加された「Fleets(フリート)」という機能、皆さんもう使っていますか？

新機能のFleets（フリート）が登場👋

Twitter上での新たな会話方法が誕生しました。

日本の利用者の皆さん、順次ご案内予定です！ pic.twitter.com/QAYxDdRfnN

— Twitter Japan (@TwitterJP) November 10, 2020

簡単に言うとインスタのストーリーのような機能なんですが、ツイッター社の意図では
「意味のある投稿をしなくてはいけないという人が増えているので、特に意味のない日常的な呟きを気軽に投稿できるように」と提供をスタートしたようです。

確かに「パン美味しい」とか「ねむい」といった、日常の“わざわざ投稿するか迷うようなツイート”、打ったものの下書きに保存しっぱなしってことありませんか。
そんな時に使ってほしいというこのフリート機能。

実際どのようなものなのか、使って検証していきたいと思います。

フリートの投稿方法

フリートに投稿する方法は2パターンあります。

＜新規投稿＞
ホーム画面上部に表示されている「自分のアイコン＋」もしくは「追加＋」をタップ
　→画像や文字を取り込んで編集し、「Fleet」をタップ

＜ツイートの共有＞
該当のツイートに表示されている共有マークをタップ→「Fleetで共有」を選択

フリートの機能と注意

24時間で消える

フリートに投稿した内容は24時間しか残らずアーカイブ機能もないので、長く残しておきたい内容は従来どおりツイート機能を使いましょう。
一度フリートした内容は、該当のフリートの右上「v」から「ツイートする」を選ぶと画像として保存され、画像つきツイートとして投稿することができます。

投稿にコメントをつけると相手にDMとして送られる

閲覧者はフリートに対してメッセージを送ることができますが、送信されたメッセージは投稿者へのDMとして送られます。スタンプを送った場合も同様にDMとして届きます。
フォロー外からのDMを受け取らない設定になっている相手のフリートには「メッセージを送信」という欄が表示されません。

フォロー関係にないアカウントからも見られる

フリートはツイートと同様フォローしている／いないに関わらず、誰でも見られるものです。
フォローしていない相手のフリートを見たい場合は、プロフィール画面からアイコンをタップすれば見ることができます。
投稿者にブロックされている／自分が投稿者をブロックしている場合や、投稿者が鍵アカウントの場合は見ることができません。

既読通知

フリートを閲覧すると既読通知が付き、投稿者は誰がそのフリートを見たかがわかります。
いくつかのパターンを試しましたが、以下のようになっています。

• 鍵アカウントAで、フォロー／フォロワーではない投稿者Bのフリートを見る → 投稿者にAが見たという既読通知が残る
• Aが投稿者Bのフリートを見た後にBをブロックする → Bのもとに既読通知は残ったまま。通知画面からAのプロフィールが見える。
• 投稿者Bが閲覧者Aをブロックする → Bのもとに既読通知は残ったまま。通知画面からAのプロフィールが見える。

ちなみにブロックされているアカウントのプロフィールは普通見えないようになっていますが、フリートの既読通知画面からは丸見えになっています。
フォローしていない他人のツイートをこっそり覗いていたという人、フリートを覗く時には注意が必要かもしれません…

スクショされる可能性がある

フリートの内容、“24時間で消えるなら何を投稿してもいいよね！”と気軽に悪いことに使おうと思っていた人、ちょっと待ってください。
投稿を見た人は「通報」を行うことができますし、スクショすることもできます。
なので悪巧みは考えず、これまでと同じように、ツイッター社の決める規約に沿った内容をフリートするようにしましょう。

仲間内だけで使いたいなら「鍵」をかけよう

フリートは誰からも見られる可能性のある投稿です。
フォロワーだけに共有したい話題を投稿する場合は、鍵をつけた（ツイートを非公開にするをONにした）状態で投稿するようにしましょう。
ただ鍵をつけていてもフォロワーがスクショして投稿を拡散してしまう場合もあります。個人情報や問題のある投稿は行わないようにしましょう。

フリートを便利に使おう

何に使う？①実況

テレビの実況などでツイッターを使っている人もいるかと思います。
実況はしたいけどTLに大量にツイートを流すのは忍びないと考えていた方、フリート機能を使えばTLを汚すことなく気軽に実況できるかもしれません。

何に使う？②ツイートのお知らせ

自分が以前したツイートを改めてお知らせしたい場合にも使うことができます。
例えば写真や絵を投稿したら、たくさんの人に見てもらいたいですよね。そんな時、自分の投稿をリツイートや引用RTしたり固定ツイートに設定することもできますが、フリートで共有することもできるようになりました。

＜やり方＞
該当のツイートを共有→「Fleetで共有」を選ぶだけ。フリートの編集画面になるので、あとは好きに編集してフリート投稿するだけです。フリート内にはツイートが表示され、該当ツイートへリンクされます。
フリート自体は24時間しか残りませんし、誰もがチェックしてくれるわけではありませんが、目に留まる機会を増やせるかもしれません。
このツイートをフリートで共有する方法は、自分がしたツイートだけではなく、他人がしたツイートを共有したい時にも使えます。
※フリートを投稿しても、投稿通知をつけている相手に通知が送られません。あくまでも「固定ツイートの代わりに使う」と考えた方が良いかもしれません。

ツイッター公式アプリのみでスタート

フリート機能は11月13日現在ツイッター公式アプリのみで提供されている機能です（iphone、Androidともに提供がスタートしています）
使ってみたい方は最新版にアップデートしてみてください。
今の所「試しに使ったけどもう使わない」「最初から必要ない」という意見が多く見られるようですが、果たして定着していくのでしょうか……筆者も動向を見守っていきたいと思います。