胃腸をケアしよう!胃腸に優しい飲み物4選
これから春~夏にかけて、外が暑くなるとどうしても冷たい食べ物や飲み物を摂取したくなりますよね。かき氷やアイス、冷やし中華、ビールetc.、冷たい誘惑が増える時期に心配なのが胃腸の疲れ。胃腸が荒れると顔色が悪くなったり口内炎や肌荒れの原因にもなりますから、女性は特に避けたいところ。元気な胃でおいしいものをたくさん食べるためにも、胃腸をケアしてあげるようにしましょう。
今回は胃に優しい飲み物を紹介していきます。
疲れた胃に<白湯>
冷たいものをたくさん食べる時期は胃腸が疲れてしまうもの。そんな時は胃に刺激の少ない白湯で適度に温めてあげるようにしましょう。あまり熱すぎるものは逆に刺激になってしまうので、40度から50度を目安に、冷房などで体が冷えている時には60度程度まで温めたものでも大丈夫なようです。ガブガブ飲むのではなく、ゆっくりとこまめに飲むようにするのがポイントです。
基本の白湯のつくり方
水をヤカンや鍋で沸かし、蓋をはずして10~15分沸騰させる
飲む分をコップに入れて冷ます
アーユルヴェーダの教えをもとにしたつくり方です。蓋をはずして沸騰させるので蒸発してしまう分を考えて多めに沸かすようにします。ミネラルウォーターでつくる場合は胃に負担が少ない軟水を選ぶようにすると更に〇。
胃腸炎に<甘酒>
飲む点滴とも言われるほど栄養価が高い甘酒。美容に良いと聞いて注目している方も多いかと思いますが、実は病気の時にも良いんです。筆者もウィルス性の胃腸炎になった時、2~3日は何か食べるたびにすぐ気持ち悪くなってしまう状態だったんですが、甘酒だけは体が受け付けてくれてなんとか乗り切れたことがありました(※個人差があります。スプーンですくって少量づつお試しください)。
温かくして飲むのが定番ですが、俳句では夏の季語にもなっているので、夏場の水分補給としてもおすすめです。最近は冷やしたものも売っていますが、胃腸が疲れている時には常温~温かい状態で飲むようにしましょう。
オススメの甘酒
お湯を注ぐだけでいいフリーズドライタイプの甘酒。保存もききますし何より粒感がちゃんとあるので満足感も得られて夜食にもオススメです。お水でも作れるそうですがお湯で作った方がおいしくできました。
便秘に<ミルクココア>
ココアには整腸作用のある食物繊維やリラックスさせてくれるテオブロミンなどが含まれています。ですが胃に刺激があるというカフェインも多少含まれているので、何倍もガブガブ飲むのはオススメできません。ミルクを入れて胃壁を保護しつつ、1日に1~2杯程度を毎日飲むようにするのが良いかと思います。
オススメのココア
お湯を注ぐだけで飲めるタイプのミルクココア。スティックタイプなのでカップにサッと入れて作れます。最初は少量のお湯で練って、温かいミルクや無糖豆乳を注いで作るのもオススメです。
胃もたれにカモミールティー
胃もたれをした時にオススメなのがカモミールティー。殺菌作用や炎症を鎮める作用などが胃腸にも優しく、甘い香りとスッキリとした味わいで食後の口の中もスッキリさせてくれます。ノンカフェインでリラックス効果もあるので寝る前に飲むのもオススメです。
オススメのカモミールティー
スーパーでもよく見かける手軽なティーバックタイプのカモミールティー。お湯を入れて10分ほど蒸らすだけでおいしく飲めます。個包装なので香りも飛びにくくてオススメです。
最後に
胃が疲れている時には飲み物に気をつけるだけではなく、食事も脂っこいものや辛いものは避け、さっぱりと食べられる消化の良いものを摂るようにしましょう。胃腸が元気だと食事がしっかり摂れて夏バテもしにくくなるので、ちゃんとケアしてあげるのが大切です。